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Ariettaのピアノ日記

ピアノと向き合う中で感じたこと、練習日記を綴っていきます

弾けたはずの曲がすぐ弾けなくなる

ピアノを練習していると、たまに気分転換に全然違う曲を弾きたくなります。
現実逃避とも言いますが。

それで昔弾いた楽譜を出してきて弾いてみる訳ですが、大人になってから弾いた曲は大抵びっくりするくらい弾けなくなっています。
つい3か月くらい前にマルをもらった曲でさえ、楽譜を前に「ええと…。」と考えないと弾けない。
音が繋がっている所はまだしも、離れていてしかも和音なんかは全くだめ。一音一音確認しないと分からなくなっている。

それが子供の時に弾いた曲なら少し弾けば暗譜ですらすらできてしまう。
レッスンではやらなかった、遊びで弾いただけの曲でも覚えている。
シューマンの「飛翔」なんかも、すこしやったら弾けてしまう。
しかも子供の時より今のほうが技術的にほんの少しですが上達してるので、上手く弾けるので楽しくなってしまう。気づけば時間がたっているのでキケンですね。

ちなみに「飛翔」は子供の頃どうしても弾いてみたくて自分のおこづかいでピアノピースを買い、レッスンそっちのけで練習した思い出があります。今弾いてもカッコいい!と思いますがやはりちゃんと音楽的に弾くのは難しいですね。

とにかく、ただ単に記憶力が悪くなっているのか。子供の頃の記憶は別の場所にしまわれているのか。ほんとうに不思議です。

大人になってから弾いた曲で忘れたくないものはたまに楽譜を引っ張り出して弾かないとだめですね。


■本日の練習■
・基礎練習
ベートーヴェン ソナタ Op49-1 第一楽章
レガートの所とそうでない所のメリハリをつけて。
Pが大きくなっているので気を付けて。
右手左手のバランスに気を付けて。
フレーズを大きくとらえて練習。
34小節めから、どう弾いたらよいか分からないけれど、とにかく自分なりに一つにしぼったのでその弾き方でやってみて、後は先生の指示を仰ごう。
シューマン 子供の情景 Op15‐8 「炉端にて」
ゆっくり練習をしていたらだんだんそれらしくなってきた。
メロディーをよく聴いて練習。
録音して聴いてみると26小節目、八分音符4つが2つづつスラーになっている所がぶつぶつ切れていた。スラーの後のほうの音を弱くしたら解決。

今日の練習は1時間。
2曲とも通しで弾けるようにはなっているので、練習が楽しい。
明日はレッスン。楽しみです。



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