こんにちは、アラサーで脱サラしたユキガオ(@yukigao_22)です。
私、何かをゼロから何かを始めるのが好きなんです。
以前、ファイナンシャルプランナーの資格を取った時も知識ゼロから勉強しました。
今だって、知ってる人が誰もいない京都でゼロから生活を始めたんです。
陶芸の勉強だって、もちろんゼロから。
何もないところから始めるの、怖くない?僕は不安だから無理だな…
私だって不安はあるし、すぐに何でも上手く行くわけじゃないよ
だったら、自分の知ってるところで出来ることだけやってた方が良くない?
それは安全かもしれないけど、まっさらなところから何かを始めるのは楽しいんだよ
サラリーマン時代の仕事は「定型通り」だった
私が会社で働いていた頃、全く何もない状態から始めるプロジェクトというのはほとんどありませんでした。
- 誰かの業務を引き継いだもの
- 前例のあるリピート業務
- 昔誰かが挑戦した仕事のリベンジ
結局、誰かが以前にやった仕事をまた繰り返すだけ。
テンプレートがあって、OPがあって、フォーマットがあって、参考にすべき人がいて…
「前より良くなった部分を出せ」とか「君がやる意味は何だ」とか言われるけど、所詮は二番煎じ。
ちょこっとだけ改善点を織り込んでコストを下げればそれでOKがもらえる。
自分の頭で考えて実現できるのはごく一部で、ほとんどは前にならえ。
「定型通り」にやればいいしそれを求められるんだけど、そういう仕事は正直、気乗りしなかったですね…
過去の経験から学ぶのは大切
学生時代、歴史の授業で延々と「なぜ歴史を学ぶ必要があるのか?」と考えさせられたことがあります。
歴史の授業なのに年号や過去の偉人などを覚えることなく、この哲学的な問いを1年間考え続けたんです。(だから歴史にはめっぽう弱い…)
最終的には「過去の過ちを繰り返さないため」「同じ失敗をしないため」「今をよりよくするため」というのが答えだったと記憶しています。
過去にこんなことがあった、と学ぶ。それによって同じ間違いを犯さずに済む。
過去にこんなものができた、と学ぶ。それによって更に革新が生まれる。
過去の出来事や経験を知ること・学ぶことは必要なんです。自分自身だって、日々過去の自分と比べながら生きてる。
そのうち、「こうしたら危険」「こうすれば上手くいく」といった法則を見つけ始める。
過去から学んで成長していくことは、人間の本能だし大切なことなんですよね。
ゼロから始めるからこそ楽しめること
一方、ゼロから始めるということは、この知識や経験がない場所に立つことです。
つまり、何が危険で何が面白いかも分からない。失敗したり壁にぶつかったり立ち止まったりするかもしれない。
これってある意味、とても危険。
どうしていいか分からないから、すごく不安。
だからこそ、上手くできた時はめちゃくちゃ嬉しい。
法則性を見つけた時は楽しくて仕方ないし、もっともっと先へ進みたくなる。
この先に何があるんだろう?私はこれからどうなるんだろう?
そんな不安にも似た興奮が生まれる。
これが生きてる実感になるし、生きていく意味になると思うんです。
これがもし「こうしたら、こうなる」と分かりきっていることだったら、きっと楽しめない。
何をしたって答えが分かっているなら、先に進む意欲が失せる。
みんながみんなそうじゃないかもしれないけど、少なくとも私はそうです。
何をやるか考えるのが楽しい
サラリーマン時代はルールやしきたりに縛られてばかりでした。出勤時間も服装も仕事の進め方も、全部決められた通り。
そして今は、何のルールも前例もない場所にいます。モラルに反しなければ、何をしてもいい。
作るものも、自分の感性や発想に従う。
「面白そう」と思ったことを、どんどんやってみる。
いきなり大きなことはできないけど、自分が「楽しい」「好きだ」と思えることをどんどんやれるのって贅沢だなぁと思うんです。
もちろん、自由だからこそ自分の頭で考えなくちゃいけないし、自分自身をコントロールしなくちゃいけない。
それでも、決められたことをこなすだけよりずっと楽しい。
何をやろうかな?これをやってみようかな?って考えてやってみて、上手くいかなくても楽しい。
陶芸も、何かを作るときは毎回ゼロから始まる。だから好きになったのかもしれません。
ゼロから始めることを「怖い」とか「めんどくさい」と感じる人も、一度踏み出してみたら案外ハマると思いますよ。
ゼロから何かを始める。ぜひやってみてください!
ユキガオ