雪が降る中で通勤通学する人たち=東京都八王子市で2016年11月24日午前6時53分、宮武祐希撮影
東京都内で初雪。自動車にうっすら積もった雪=東京都杉並区で2016年11月24日午前7時ごろ、兵頭和行撮影
1月上旬並みの寒気が流れ込んだ影響で24日、東京都心など、関東・甲信地方の各地で初雪、積雪が観測された。気象庁によると、都心では午前6時15分ごろに初雪を観測、午前11時に積雪を確認した。
11月の積雪は1875(明治8)年の統計開始以来初めて。初雪は1962(昭和37)年11月22日以来、54年ぶりで、9番目の早さだった。都心の気温も午前9時すぎに0.9度と今季最低を記録した。
水戸▽宇都宮▽前橋▽埼玉県熊谷▽横浜▽甲府--などの各市でも初雪が観測された。
この雪の影響で、転倒や交通事故などによる負傷者が相次いだ。東京消防庁によると、24日午前8時ごろ、東京都小平市の路上で、歩行中の40代男性が足を滑らせて転倒し、右手首を骨折するなど、都内で計6人がけがをした。
このほか、埼玉県で6人▽神奈川県で3人▽千葉県で2人▽群馬・栃木県で各1人--が重軽傷を負った。車のスリップなどによる交通事故も、神奈川県で15件▽山梨県で8件▽群馬県で6件▽栃木県で2件--あった。
公共交通機関にも影響が出た。沿線の木の枝が雪の重みで垂れ下がった影響で、JR中央線は高尾-甲府間の上下線で一時運転を見合わせ、「スーパーあずさ」などが運休した。小田急線や西武新宿・池袋線、京王線、東京メトロの一部路線でも遅れが出るなどした。【高橋昌紀、山本将克】