事故現場の状況を説明する有原(左)と斎藤の両投手=札幌ドームで2016年11月23日、江連能弘撮影
有原航平投手も 斎藤投手「人としてできることしただけ」
プロ野球北海道日本ハムファイターズは23日、斎藤佑樹投手(28)と有原航平投手(24)が交通事故現場に遭遇し、人命救助に関わったことを明らかにした。
事故は22日午後3時ごろ、北海道美瑛町の観光名所「青い池」近くの道道で発生。2人は地元の自治体を応援する「応援大使」として担当する同町を訪問し、タクシーで青い池に到着する直前だった。対向車線の乗用車が雪道でスリップし、路肩に転落して横転するのを目撃。斎藤投手らは車を降りて事故車両のドアを開けるのを手伝ったといい、乗用車の男性にケガはなかったという。
23日に札幌市内で取材に応じた斎藤投手は「雪が積もって滑りやすかった。居合わせただけで大したことはしていないが、人としてできることをしただけ」と話し、有原投手は「(乗用車の男性に)ケガがなかったのが一番。自分も気を付けて運転したい」と語った。【江連能弘】