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韓国検察、年金公団とサムスン捜索 朴氏に聴取再要請

2016/11/23 19:05
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韓国の国民年金公団から資料を運び出す検察(23日)=ロイター

韓国の国民年金公団から資料を運び出す検察(23日)=ロイター

 【ソウル=山田健一】韓国検察は23日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告を巡る捜査の一環で、公的年金を運用する国民年金公団とサムスン電子の社屋を家宅捜索した。サムスンのグループ会社2社が昨年合併した際、2社の株主総会で合併を認める賛成票を年金公団が投じた経緯を調べる。

 年金公団は政府の保健福祉省の管轄。韓国メディアは、年金公団が賛成した見返りとして、サムスンが崔被告が実質支配した財団に寄付した疑いを報じている。検察関係者は「事件の端緒をつかむための捜索」と説明した。

 検察は23日、朴氏に29日までに聴取に応じるよう改めて要請。朴氏の弁護士に対面調査の要請書を送った。朴氏は、政府から独立した特別検事の聴取を受ける意向で、検察の聴取を拒む姿勢をみせている。

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