車から男児の遺体 母親と同居の男が育児放棄か

車から男児の遺体 母親と同居の男が育児放棄か
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大阪・住吉区で、車のトランクから、所在がわからなくなっていた1歳の男の子と見られる遺体が見つかった事件で、男の子の死因は栄養失調による衰弱死と見られることがわかり、警察は、死体遺棄の疑いで逮捕された母親と同居する男が、食事を十分に与えないなど、育児を放棄していた疑いもあると見て調べています。
22日に大阪・住吉区のコインパーキングに止められた乗用車のトランクの中から、所在がわからなくなっていた、1歳の鈴木琉聖ちゃんと見られる男の子の遺体が見つかり、大阪・東住吉区に住む母親の鈴木玲奈容疑者(24)と、同居している大島祐太容疑者(22)が死体遺棄の疑いで逮捕されました。

警察が詳しく調べたところ、男の子は体が十分に発達しておらず、死因は栄養失調による衰弱死とみられることがわかりました。

警察は、2人が日ごろから食事を十分に与えないなど、育児を放棄していた疑いもあると見て、養育の状況を調べています。

また、警察によりますと、2人は「ことし4月に子どもを残して車から離れ、戻ったら死んでいた」などと供述しているということで、詳しいいきさつを調べています。