「ネットでお店を持って、景品ビジネスをはじめるのはどうか」
という結論に達した私と幼なじみ(その1からの続きです)。
さて、景品ビジネスとはなにか。
簡単に言えば、
「ビンゴ大会で必要な景品のすべてを、幹事さんに代わって用意するお仕事」。
ビンゴ大会って、きっと誰もが参加したことありますよね。
忘年会や新年会、歓送迎会や打ち上げ、
結婚式の二次会や大学のゼミ合宿、ホームパーティーなど、
人が集まる席には欠かせないのがビンゴ大会。
でも!
私も経験済みなのですが、
ビンゴ大会の幹事になると、準備がとっても大変。
決められた予算内で、景品の数を決めて、あちこちに買い出し。
参加者が喜びそうなものを集め、
目玉賞品にはパネルを作ったり、
目録や、持ち帰り用の袋を用意したり……。
嗚呼、思い出しただけで、あの日の苦労が蘇ります(笑)。
しかーし。
実は世の中には、俗に『景品サイト』と呼ばれるサイトがあるのです!
景品サイトなら、賞品の選定から、
配送、パネルづくり、目録の手配、
場合によっては会場で使うBGMや司会進行の仕方まで、
かゆいところに手が届くサービスで、
ビンゴ大会につきまとう面倒くさいあれこれを、
ぜーんぶ代行してくれるのです。
そのことを幼なじみから教えられたときは、まさに目からウロコ。
「なんて便利な世の中なんだ!
私が幹事をやったときも、こういうサイトを使えばよかった……」
と、シミジミ思いました。
そして。
私にとって好都合だったのは、
景品サイトって、運営するにあたり、在庫をほとんど持たなくていいところ。
例えば。
ビンゴ大会の景品で、『大型テレビ』という賞品があったとします。
サイトを運営する私たちは、幹事さんから注文をもらったら、
まず、『大型テレビ』と書かれたパネルと、目録を郵送します。
その後、ビンゴ大会で『大型テレビ』が当たった人が、
目録の中のハガキに住所を記入して、送り返してくれる。
そのハガキが届いた時点で、大型テレビを仕入れれば、
私の手元に在庫ができたり、
仕入れたはいいけど売れ残った、
などということがないわけなのです。
これなら、最初に決めた、
『立ち上げから、初年度に必要なランニングコスト、
全部合わせて300万円におさえること』が達成できるはず。
とは言えもちろん、リスクがゼロなわけじゃありません。
何しろ経験のないことだし、
すでにある業界に新規参入するわけですから、
簡単にうまくいくとは到底思えません。
私も、正直に言えば、自信なんてありません。
でも。
結局何をするにしても、リスクを取らなくてはリターンもない、はず。
それに。
もともとお金に興味があった私にとって、
「事業を一から立ち上げて経営するという経験」は、
なんだかとっても興味深い!
ありがたいことに、私の仕事は、声優、そしてときどき物書き。
今はお金にまつわるラジオ番組もやっているし、
事業を立ち上げて経営するという経験、
そしてその過程で味わうであろういろいろな気持ちは、
なんにせよ絶対に無駄にはならない!
最悪、話のネタになるじゃないか!
……ということで、ビビる気持ちもあったのですが、
「ま、300万円の資金が尽きたらやめればいいんだし」
と己を励ましつつ、私は景品ビジネスで起業することを決めたのでした。
さて、業種を決めたはいいけれど、
起業するにあたって、次に何をしたらいいの?
それはまた、この次のブログに書きますね♪