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国連大使にヘイリー氏=少数派の女性知事-次期米大統領

時事通信 11/23(水) 23:10配信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は23日、サウスカロライナ州の女性知事、ニッキ・ヘイリー氏(44)を国連大使に指名すると発表した。

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 次期政権の閣僚級人事で、トランプ氏が女性を起用するのは初めて。

 発表によると、トランプ氏は、ヘイリー知事について「州や国の発展に向けて、背景や所属政党にかかわらず人々を団結させてきた」と称賛。ヘイリー氏も「国連大使として国に仕えるのは名誉なこと」と述べ、指名方針を受け入れた。

 インド系人気知事のヘイリー氏はトランプ氏批判で知られ、共和党候補指名争いではルビオ上院議員を支持していた。大統領選後にトランプ氏と面会し、国務長官への起用も取り沙汰されていた。

 ヘイリー氏に外交経験はない。トランプ氏としては、マイノリティー(少数派)出身の女性を外交の要職に据えることで、移民やイスラム教徒に厳しい排外主義的なイメージを払拭(ふっしょく)する狙いがあるとみられる。 

 インド移民2世のヘイリー氏はサウスカロライナ州出身。同州下院議員を経て、2011年から同州知事を務める。夫マイケル氏との間に2人の子供がいる。

最終更新:11/24(木) 1:17

時事通信

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