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三重県勢初のJFL勝ち取れ 決勝ラウンド25日開幕◆鈴鹿アンリミテッド(鈴鹿)とヴィアティン三重(桑名)
日本フットボールリーグ(JFL)への切符を懸けて、東海社会人一部所属の鈴鹿アンリミテッドFC(鈴鹿市)とヴィアティン三重(桑名市)が二十五日に千葉県で開幕する全国地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝ラウンドに出場する。出場四チームのうち二位以内に入れば、JFLへの扉を開ける戦いを前に、両チームの選手らに意気込みを聞いた。 両チームは、地域チャンピオンズリーグ一次ラウンドを勝ち抜いて、決勝ラウンドに出場する。FC今治(愛媛県今治市)と三菱水島FC(岡山県倉敷市)を加えた四チームが二十五〜二十七日に総当たりで対戦し、勝ち点が多い上位二チームがJFLに昇格する権利を得る。 鈴鹿アンリミテッドFCは、二〇〇九年から「FC鈴鹿ランポーレ」として活動。今年から「鈴鹿アンリミテッドFC」に改名して再出発し、初の決勝ラウンドに挑む。 一次ラウンドの全三試合で得点した主将のFW北野純也選手(27)は「決勝ラウンド出場はあくまで通過点」と強気な姿勢で臨む。小沢宏一監督(52)は、社会人サッカーは高校サッカーの陰に隠れているとして「JFLに行くことで、社会人サッカーに関心を持ってほしい」と話す。 一二年創設のヴィアティン三重は「三重県にJリーグのチームを」と目標を掲げる。今年初めてチャンピオンズリーグに出場し、一次ラウンドを持ち味の堅い守備で全三試合一失点に抑えてきた。 DFの加藤秀典主将(35)は「チームができた時からJFL昇格は目標だった。いよいよ来たなという感じ」。海津英志監督(49)は「誰が試合に出ても変わらないよう、いろいろな選手を使ってチームづくりをしてきた」とし、「どこも強者そろいだが、なんとか今年昇格したい」と語った。 (鈴木里奈) PR情報
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