福島県沖 震度1以上90回観測 今後も同規模の地震のおそれ

福島県沖 震度1以上90回観測 今後も同規模の地震のおそれ
k10010781701_201611231916_201611231918.mp4
マグニチュード7.4の地震が発生した福島県沖では、22日夜も福島県で震度4の揺れを観測するなど、23日午後6時までに震度1以上の地震を90回観測しています。気象庁は、今後1週間程度は同じ規模の地震が起きるおそれがあるとして、十分注意するよう呼びかけています。
22日午前6時前、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生し、福島県のいわき市や白河市、南相馬市、茨城県高萩市などで震度5弱の揺れを観測したほか、東北から関東の太平洋沿岸を中心に各地に津波が到達し、仙台港では5年半前の巨大地震以降、全国で最も高い1メートル40センチの津波を観測しました。

福島県沖を震源とする地震はその後も続いていて、22日午後11時すぎには福島県いわき市などで震度4の揺れを観測しました。気象庁によりますと、22日の震度5弱の地震を含めて23日午後6時までに震度1以上の地震を90回観測し、このうち震度3以上の地震は7回起きています。

気象庁は、今後1週間程度は同じ規模の地震が発生し、最大で震度5弱程度の揺れと津波を伴うおそれがあるとして、引き続き地震活動に十分注意するよう呼びかけています。