ワシントン=佐藤武嗣、峯村健司
2016年11月23日23時48分
トランプ次期米大統領は23日、新政権での国連大使に、サウスカロライナ州のニッキー・ヘイリー知事(44)を起用すると発表した。同知事はインド系女性知事で、新政権の主要ポストで女性や非白人を指名したのは今回が初めて。ただ、同知事に外交経験はなく、その手腕は未知数だ。
ヘイリー氏はインド移民の2世。サウスカロライナ州下院議員を経て、2010年の知事選で同州初の女性で、マイノリティー(少数派)からの知事となり、現在全米で最年少の知事。
トランプ氏は23日の声明で「ヘイリー知事は、州や国の改善のための政策を前進させるため、(人物の)背景や所属政党にこだわらず、人々を団結させてきた実績がある」とし、その交渉力に期待すると強調。一方、ヘイリー氏も「米国は国内、国際的にさまざまな挑戦に直面している」として就任への意欲を語った。
トランプ氏は排外主義や女性蔑…
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朝日新聞国際報道部