中国のフォーミュラEチーム「ネクストEV」は、電動パワートレインのスーパーカー「NIO EP9」を発表
高出力マシンにまた新しい電気自動車
ダウンフォースは2.5トン!ハイパワー電気自動車 ネクストEV NIO EP9
▼ネクストEV NIO EP9 エクステリア 画像
NEXT EV「NIO EP9」概要・スペック
- 中国のフォーミュラEチーム「NEXT EV」が開発した電動スーパーカー
- ニュルブルクリンク北コースで電動スポーツカーとして最速の7分5秒を記録
- 6台を限定生産し、すべてチーム創設に携わった投資家へ販売。プロモーションに利用される
- 生産はイギリスのパートナー企業が担当
- 240km/hで2.5トンのダウンフォースを発生
スペック
- パワートレイン:電気モーター×4基
- 最高出力:1380ps
- 最大トルク:150.9kgm
- 車重:1735kg
- 0-100km/h:2.7秒
- 最高速度:312km/h
- 45分の充電で426kmの走行が可能な2基の水冷リチウムイオンバッテリーを搭載
- ライドハイトコントロール機能付きアクティブサスペンション
- インテリアに4つのディスプレイを備え、F1マシンをイメージするステアリングホイール、カーボンバケットシートを採用
1000馬力を超える電気自動車では最近、クロアチアの新興メーカー「リマック」が製造した「コンセプトワン」の速さが注目されていた
リマック コンセプトワン:1088ps/163.2kgmの電気自動車!リマック コンセプトワン 公開
そこへ中国のフォーミュラEチーム「ネクストEV」が新発表したのは、さらにハイパワーな1380馬力の「NIO EP9」だ
240km/hで2.5トンのダウンフォースを発生するというNIO EP9は、すでにニュルブルクリンク北コースでのタイムアタックも行い、電気自動車では最速に
他マシンと比較すると、ポルシェ「918スパイダー」から8秒遅く、日産「GT-R NISMO Nアタックパッケージ」より3秒速いというタイムをいきなり記録した
生産される6台は、プロモーションに利用するため投資家へ販売され、今後量産EVも制作するというネクストEV
▼ネクストEV NIO EP9 インテリア 画像
フォーミュラEのノウハウを持つチームが、今後どのようなマシンを作るのかも楽しみだね
▼ネクストEV NIO EP9 動画