東京都内のシンポジウムで批判
萩生田光一官房副長官は23日、東京都内のシンポジウムで、民進党など野党の国会対応について「あの人たちが声をからして質問書を破りながら、腹の底から怒っているかといったら田舎のプロレス。ロープに投げて、帰ってきて空手チョップで1回倒れてみたいなやり取りの中でやっている。ある意味、茶番だ」と批判した。
また「強行採決など世の中にありえない。審議が終わって、採決を邪魔する人たちがいるだけだ」と述べた。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案の4日の衆院特別委員会での採決を念頭に置いた発言とみられるが、政府高官の野党の国会対応への批判は異例で、野党の反発を招きそうだ。【真野敏幸】