11月23日 19時02分
本格的に就職活動を始める前の大学生や短大生を対象に、地元企業の魅力を伝える合同企業説明会が岐阜市で開かれました。
説明会は若者の県内企業への就職率を高めて、地元企業の活性化につなげるとともに、人口減少に歯止めをかけようと、岐阜県などがことし初めて開きました。
会場では岐阜県内の企業、約200社がブースを設け、事業内容などを詳しく説明していました。
また、15分の持ち時間で、それぞれの企業の魅力をPRするコーナーもあり、企業の担当者は映像やパンフレットを使って会社の業績や給与、福利厚生などを学生たちに紹介していました。
岐阜県では大学生などの若年人口の4割が就職を機に県外に流出し、人口減少の一因になっていることから、県では今後もこうした機会を設けていきたいとしています。
説明会に参加した、大学3年生の女子生徒は「県内での就職を検討していますが、こんな早い時期に地元企業の話を聞くことができてとても参考になりました」と話していました。
企業の経営者は「地元の中小企業の魅力をPRする機会はほとんどないので、こうした機会を活用して優秀な人材確保につなげていきたい」などと話していました。
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