阪神・淡路大震災の犠牲者を悼む「1・17のつどい」のろうそく作りが23日、神戸市灘区の摩耶埠頭(ふとう)で始まった。ボランティア団体「神戸・心絆(ここな)」のメンバー約20人が、前回使ったろうそくを大鍋で溶かして再生し、型枠に流し込んで芯を取り付けていった。
12月にかけて約2万個を作り、来年1月17日に神戸市中央区の東遊園地で開くつどいで、竹灯籠(どうろう)に入れて並べる。会長の山川泰宏さん(78)は「1月17日に祈る人たちのための場をつくりたいという思いは、今年も変わりない」と語った。(赤井陽介)
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朝日新聞社会部