仏像などに液体 腕突き出すような不審な動きの男
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国宝の仏像などに液体がかけられる被害が見つかった奈良市の興福寺で、仏像の前で腕を突き出すような不審な動きをする男の姿が防犯カメラに写っていたことが、警察への取材でわかりました。警察は被害との関連を調べています。
奈良市の興福寺では、20日から21日にかけて、国宝の「華原磬」という奈良時代の楽器や、「千手観音菩薩立像」の台座をはじめ、国宝や重要文化財を含む展示物などに無色透明の液体がかけられているのが見つかり、警察は文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。
その後の警察の調べで、被害が出た国宝館に設置された防犯カメラが20日の正午から午後1時までに撮影した映像に、液体がかけられていた金剛力士像の頭部の前で、腕を前に突き出すような不審な動きをする男の姿が写っていたことが、警察への取材でわかりました。
また、国宝館の入り口に設置されたカメラには、同じ男が、別の男女2人と合わせて3人で入館する姿も写っていたということです。警察は、映像に写っていた男と被害との関連を調べています。
その後の警察の調べで、被害が出た国宝館に設置された防犯カメラが20日の正午から午後1時までに撮影した映像に、液体がかけられていた金剛力士像の頭部の前で、腕を前に突き出すような不審な動きをする男の姿が写っていたことが、警察への取材でわかりました。
また、国宝館の入り口に設置されたカメラには、同じ男が、別の男女2人と合わせて3人で入館する姿も写っていたということです。警察は、映像に写っていた男と被害との関連を調べています。