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【プロ野球】

バレ、ヤクルト残留 単年3億3300万円+出来高

2016年11月23日 紙面から

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(32)の来季残留が決まった。今季限りで3年契約が切れるため、球団は残留交渉を行ってきたが、22日に1年契約で合意。年俸300万ドル(約3億3300万円)は据置きながら、出来高払いは項目が増えたという。

 増えた項目について、奥村国際グループ担当部長は「3冠(タイトル奪取)分を厚くしたり、守備率向上や併殺数が減れば、額が上がるというもの。これまではパワーヒッターとして打撃面中心の出来高だったが、走塁や守備の項目を入れることで集中力を保ってくれれば」と説明。複数年契約中、ケガを理由にした怠慢な守備や走塁、ワガママなプレーが目につくようになり、球団内にはバレンティン不要論も持ち上がっていたが、ニンジン作戦で尻をひっぱたくつもりのようだ。

 また、来春のWBCも本人の希望に沿い、オランダ代表に選ばれた場合は参加を認めることになった。前回WBCの13年は、同大会でケガをして出遅れたものの、年間60本塁打の日本記録を樹立。「ケガは怖いが、WBCが60本塁打の要因になったのなら、僕らもそこにかけてみたい」と奥村部長。助っ人では現DeNA監督のラミレスと並ぶ、球団最長7年目シーズンでの完全復活を期待していた。 (竹村和佳子)

(金額は推定)

 

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