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球団納会で乾杯する大島宏彦名誉オーナー(手前左)と白井文吾オーナー(同右)ら=名古屋市内のホテルで(金田好弘撮影)

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球団納会で乾杯する大島宏彦名誉オーナー(手前左)と白井文吾オーナー(同右)ら=名古屋市内のホテルで(金田好弘撮影)

 竜の総帥が大号令だ。中日の球団納会が22日、名古屋市内のホテルで選手、首脳陣、球団関係者ら224人を集めて開かれた。壇上であいさつした白井文吾オーナーは1年の労をねぎらう納会ではなく、あくまで来季の逆襲に向けての決起大会だと断言。一方、森繁和監督(62)は、不言実行で最下位からの巻き返しを誓った。 屈辱の1年を過ごした選手への強烈なメッセージ、いや叱咤(しった)だった。記念すべき球団創設80周年は、19年ぶりの最下位。自身も屈辱を味わったからこそ、白井オーナーの言葉にも熱がこもった。そして10分以上にも及んだあいさつの最後、こう締めくくった。 「きょうは納会でありますが、来シーズンの決起大会と受け止めていただきたい。来シーズン頑張るためのスタートの宵であるということを特に強調します。しっかり頑張ってください」 1年の労をねぎらう納会ではなく、雪辱を胸に刻む決起大会−。シーズン終了から久しぶりに顔を合わせた選手たちに大号令をかけた。「つらいシーズンだった。泣き言だけは言うまいと心に誓ったけど、いろんなことを言われた」。そうあいさつを始めた白井オーナーは、不振の原因が不協和音だったと明かした。 「それぞれの選手が全力を尽くせば成績は悪いものにはならないと今でも思っている。そうならなかったのはナゼか。選手が集中力を欠くケースがたくさんあったから。チームに不協和音があって、いろんな雑念や不安感のもとになった」 今季は目に見えない不協和音によって転落。8月9日に谷繁監督を休養させ、当時ヘッドコーチだった森監督を監督代行に据えた。さらに森監督の誕生。新体制発足から約2カ月、新監督に全幅の信頼を置いていた。(11月23日)

 

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