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2016-11-23

「メディアは反権力が使命だから社会党応援だ」的な論理なら、今回「トランプ推し」になっちゃうなあ…と気付いた。

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ふと思い出した…えーと9月19日に書いた記事か。

「私は先輩記者に『メディア社会党応援が使命だ』と言われた」…元TBS記者が”告白” - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160919/p1

とある元TBS記者さんが

メディア権力を厳しく監視し、社会党応援するのが使命だ』と、先輩記者に言われていた……と回想した、という話。


このときは…まさかドナルド・トランプさんがアメリカ大統領選挙勝利するとは…当方は夢にも思わなかったのです……

で、ドナルド・トランプヒラリー・クリントンも、ともにアメリカの二つの巨大政党予備選挙を勝ち抜き、候補者となったという点では五分なわけだけど…しかし現在のホワイトハウスの主は民主党のバラク・フセインオバマ氏であり、ヒラリー・クリントンは同政権の元国務長官にして上院議員(さらには元ファーストレディー)。公にどう大統領閣下からの支持と応援を受け、民主党でもサンダースには手を焼いたもののほぼ本命のまま主流派の支持を受け勝ち抜いた(民主党流派は、選挙管理する立場の人まで含めアンフェアともいえる形でサンダース妨害ヒラリー応援をしていたのも確実)。


片やトランプは、共和党流派支援を当初はまったく受けず(妨害行為があった点はむしろサンダースに似ている)、上院議員でも無ければ元国務長官でもない(というか政治経験がなさすぎだよ!ゼロだよ!!)。

政策比較検討した結果、A候補を支持し、B候補を支持しない、みたいな通常の支持不支持決定なら問題は無い。

しかしながら

「常に反権力でなければならない」

権力でない側を常に応援しなければならない」

(だから社会党応援しろ)

というおもしろロジック…それを貫いたなら、今回の大統領選挙トランプさん応援だったよね、という(爆笑)。

少なくとも、上で元TBS記者さんが回想する「先輩記者」がご存命であったら、選挙中はトランプさんの熱烈な応援団であり、今は…「うん、トランプ大統領になった以上、今度は米民主党応援だ!」と、元気にやってらっしゃるでしょう。


それとも、このロジックが間違いであるなあ…とさすがに感じたりされるのでしょうか。

みちんみちん 2016/11/23 15:37 共和党の予備選を勝ち抜いて大統領選に出て来た時点で反権力でも反体制でもないと思う。田舎の町の町長派と反町長派の争いでも結局は権力者同士の争いでしょう。共産党の町長が誕生してもそれまでの町の支配体制を覆す課程においては、権力者である共産党町長こそが反体制であり反権力。民主党政権が誕生したからといって、数年下野した程度の自民党を応援していた輩が野党自民党を応援するから反権力とか反体制とかうそぶくのはちゃんちゃらおかしい。

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