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5大タイトル戦メインの細川貴之「レベルの違いを見せつける」

 計量をパスした王者・細川(左)と大石=大阪市内
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 「デイリー後援・ボクシング・東洋太平洋スーパーウエルター級タイトルマッチ」(23日、住吉スポーツセンター)

 六島、森岡ジム合同興行「5大タイトルマッチ」の計量が22日、大阪市住吉区のホテルで行われ、王座戦出場10選手は全員一発クリアした。メインイベントを担う東洋太平洋スーパーウエルター級王者・細川貴之(31)=六島=はリミットちょうどの69・8キロ、同級14位・大石豊(31)=井岡弘樹=は69・7キロで通過した。

 2度目の防衛戦に臨む六島ジムのエース・細川が自信満々に言い放った。「調子は過去最高にいい。レベルの違いを見せつけて世界につながる試合をしたい」。タイトル初挑戦の挑戦者に対し、今回が44戦目。いつしか世界ランクはIBF世界同級3位まで上昇した。WBO王者のサウル・アルバレス(メキシコ)を筆頭に、IBFとWBC王座を占める双子のチャーロ兄弟(ジャーマル、ジャーメル=米国)などそうそうたる顔ぶれの王者が君臨するスーパーウエルター級級での世界挑戦の夢を描く。

 7月の初防衛戦では斉藤幸伸丸(輪島功一スポーツ)に2度ダウンを奪われる薄氷のドロー防衛。世界ランクに見合う内容ではなかっただけに、今回ははっきりと実力を示したい。

 大石は2008年12月のデビューから19戦目で初のタイトル挑戦(JBC公認下)。同学年の細川とはスパーリングの経験もあり、手の内は熟知している。「リングの上で証明します」と短い言葉に決意を込めた。

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