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トランプ政権“狂犬”発動!?国防長官候補にマティス氏

トランプ氏とマティス氏(AP)
トランプ氏とマティス氏(AP)
Photo By AP

 トランプ次期米大統領が首席補佐官に指名したプリーバス共和党全国委員長は20日、国防長官候補とされるジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)の起用について「非常に可能性が高い」との見方を示した。ABCテレビの番組で語った。マティス氏は“狂犬”の異名を持つ歴戦の勇士。“暴言王”トランプ氏の軍事面を“狂犬”がつかさどることになる。

 マティス氏は19歳で海兵隊に入隊し、軍歴は44年。2004年に米軍機の攻撃でイラク西部カイム付近の住民40人以上が死亡した事件が起きた際には、米軍が結婚式会場を誤爆したとの見方が広がったが、指揮を執ったマティス氏は「謝罪の必要はない」「敵こそ全世界に謝罪すべきだ」と責任は反米武装勢力の側にあると主張した。その後、10年から13年にかけて中東地域を管轄する米中央軍司令官を務めた。

 激しい物言いが狂犬と言われるゆえん。「海兵隊は“敗北”の文字を知らない」といった超強気な発言のほか、「人を撃つのが楽しい」「戦いは底抜けに面白い」「礼儀正しく、プロであれ。でも出会った人は全て殺すつもりでいろ」などと言い放って物議を醸してきた。

(将軍の中の将軍/) 米CNNによると、退役将校が国防長官に就任するためには通常、7年の退役期間が必要とされる。13年に退役したマティス氏はこの条件を満たしていないため問題になると指摘。ただ、上下両院の過半数を共和党が占めていることから、問題なく承認を得られるという見方もある。

 共同電によると、トランプ氏は19日にマティス氏と面会。終了後は建物の外で、一緒にメディアの写真に納まっている。トランプ氏は20日に自身のツイッターで「将軍の中の将軍」と太鼓判を押していた。

[ 2016年11月22日 05:30 ]

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