ロシアの哨戒ヘリコプター 尖閣諸島沖の上空を飛行

ロシアの哨戒ヘリコプター 尖閣諸島沖の上空を飛行
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22日、沖縄県の尖閣諸島沖の上空で、ロシア軍のミサイル駆逐艦から離陸した哨戒ヘリコプターが飛行しているのを自衛隊が確認しました。領空侵犯はありませんでしたが、この哨戒ヘリコプターが尖閣諸島の付近で確認されるのは初めてで、防衛省は飛行の目的を分析します。
防衛省によりますと、22日午後、ロシア軍のKa27哨戒ヘリコプター1機が、尖閣諸島の大正島と久場島の付近を数時間にわたって飛行したのが確認されました。

このヘリコプターは、大正島と久場島の間を南下していたロシア海軍のミサイル駆逐艦から離陸したということで、付近で警戒していた海上自衛隊が確認しました。その後、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進し、領空侵犯はありませんでしたが、一時、領空からおよそ10キロを飛行したということです。

ロシア軍のこの哨戒ヘリコプターが尖閣諸島付近で確認されるのは初めてで、防衛省は今回の飛行の目的を分析しています。