今日はずっとモヤモヤしてたことについて書こうと思います。
ここ数年、インテリアのトレンドの一つとして「男前インテリア」というのが流行っているのですが、ご存知でしょうか。個人的にこのフレーズに強い嫌悪感をもよおしています。「男前インテリア」とは一体何なのか、そしてその言葉の違和感について調べてみました。
男前インテリアとは?
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文字通り“男っぽい”部屋を差します。ざっくりしたイメージは
- ヴィンテージ感のある小物を多様する
- 木材にステンシルで文字を書いたアイテムが大好き
- ジャンクなガラクタっぽい無骨なデザイン
- モノトーン+木材の組合せ
- レンガの壁紙を貼ったりする
- 空き缶に植物を植えたりし、その空き缶も外気にさらして錆びさせる。
こんな感じです。
キーワードは「ヴィンテージ・レトロ」「DIY」「インダストリアルデザイン」「アメリカン」etc.
ざっくりしたイメージで言うと所ジョージさんの「世田谷ベース」のような倉庫っぽくて無骨な、いかにも男っぽいインテリアと言えばわかりやすいでしょうか。これは女性の間で流行しているのだそうです。
イメージ検索を見てもらえると大体の雰囲気をお分かりいただけるかと。
また、RoomClipというインテリアを紹介するサイトで「男前インテリア」を検索すると画像をたくさん見ることができます。
ワイルドな感じですね。これ自体はかっこいいのではないでいょうか。
「男前インテリア」という言葉の違和感
では次に「男前」という言葉の意味についてです。
【男前】腕前や一人前のように、特定の言葉を強調する役目を持つ「前」をつけることで、硬派で魅力的な男性を表現する言葉となっている。美男子が女性的な美しさも含み、容貌の美しさのみを言うのに対して、男前とはあくまで男性的であることを条件とし、容姿以外の品格・行動においても魅力的であることを意味する。なお、ボーイッシュで美しい顔立ちの女性や、凛々しいふるまいをする女性を「男前」と表現することがあり、中性的・男性的な魅力を兼ね備えた女性(美女)を表現する言葉にもなっている。
出典:美男子 - Wikipediaより抜粋
「硬派で魅力的な男性」「男性的な魅力を備えた女性」を現わす言葉なんですね。
「男前」と「インテリア」を混ぜると途端にダサくなる件
男前インテリア
・・・いや、めちゃくちゃダサくないですか?
なんていうかこう、もうちょっとオシャレなやつ無かったのかなと。ヴィンテージとかDIYとかそれっぽい横文字はたくさんあるのになぜ「男前」(だっさーw)インテリアの好みや趣味を否定している訳ではないのですが、ネーミングとしてイケてる感じが1ミリもしないのはぼくだけでしょうか。
もう少しかっこいいヤツにしてほしい。
例えばこんなシチュエーションで
もし女性に「今からウチ来る?」と言われたら喜ばない男性はいないでしょう。テンション上がりますよね?
しかし続けて
こっちが恥ずかしい気持ちになるからやめて欲しい。
まとめ
男前インテリア。かっこいいのに、この名前のせいですごく損してると思うんですよね。イケてるネーミングならもっと流行していたはずです!最初にだれがそう呼んだのかは不明ですが、やっぱり真似したくなるようなセンスのいい名前が必要だと思うというお話でした。
あれ?ぼくだけですか??
今からでも遅くない!誰か新しい名前考えてください!
※気分を害されてしまった男前の皆様には心よりお詫び申し上げます。
イラストをお借りしました。ありがとうございます!