乾燥肌・敏感肌とニキビは密接に関係しています

敏感肌の方は肌が乾燥していることが多いですよね。そのため、念入りにスキンケアしているという方も多いのではないでしょうか。敏感肌の方は肌がデリケートなため、肌トラブルが多く、さらに間違ったスキンケアによって悪化してしまいます。敏感肌の方の肌トラブルとして多いのがニキビ。敏感肌とニキビの関係性をお伝えします。

敏感肌の症状

女性

敏感肌とは文字通り、肌が外部の刺激に対して敏感になっている状態です。

化粧品や衣服の刺激、紫外線、空気の乾燥など様々な刺激に対して、かゆみやかぶれなどの肌トラブルを起こします。また、掻くことでさらに、肌トラブルが起きるという悪循環に陥ることも多々あります。

敏感肌の方の肌は、肌のバリア機能が失われている状態です。肌表面には、水分や油分がバランスよく存在し、肌を守っています。しかし、水分の減少などによりその働きが弱くなることで、肌が外部刺激に対して敏感になってしまいます。

水分を保持する働きがある成分として、セラミドがあげられます。肌の表皮のさらに上層部にある角質層に存在する細胞間器質に含まれ、水分を保持しています。このセラミドは加齢によって減少します。セラミドの減少などが乾燥肌の原因となっています。

角質層は肌を守っている

角質

引用:第一三共ヘルスケア

角質層は肌の表面たったの0.02ミリほどの薄い組織です。肌表面の皮脂が水分の蒸発を防いでいます。そして角質層の細胞にはアミノ酸などの天然保湿因子が含まれています(NMFと呼ばれる)。

その細胞の隙間を埋めるように存在するのが、さきほどお話ししたセラミドです。セラミドが肌の保水力のカギとなる成分です。皮脂、セラミド、天然保湿因子の働きにより肌の角質層の潤いは保持されています。

また、肌のバリア機能と呼ばれる働きもこの角質層が担っています。しかし、加齢・間違ったスキンケア・生活習慣の乱れなど様々な要因でこれらが減少してしまうことがあります。

そうなると、乾燥し、肌のバリア機能が失われた敏感肌の状態になってしまいます。敏感肌になると様々な肌トラブルを併発してしまいます。ニキビもその一つですね。

敏感肌とニキビの関係

敏感肌といえばカサカサしたり、かゆみが出たりというイメージがあるかと思いますが、実はニキビもできやすくなります。原因として2つあげられます。

1つめの原因は、角質層の水分が減少しているため、ボロボロになった硬い角質が毛穴をふさぐことです。角質層のターンオーバーが異常に早くなっている状態なので、未熟な細胞が表面に出てきて、肌のバリア機能が失われています。

ふさがれた毛穴が炎症し、ニキビが悪化しやすくなっているので注意が必要です。

2つめの原因は、間違ったスキンケアによるものです。ニキビ用の化粧品などを使用すると、ニキビ用化粧品に含まれるアルコールなど敏感肌には刺激の強い成分によって、肌が痛めつけられることがあります。

それによってニキビが悪化するということもあります。また、乾燥しているからといって過剰に油分を補うことで油分が毛穴につまってしまうこともあります。この毛穴詰まりがニキビになるのですね。

油分ではなく、セラミドなどを補うようにしてみるといいかもしれませんね。どちらにしても、良かれと思って行うスキンケアによってニキビが悪化することがあるので注意が必要です。

敏感肌の方のニキビの原因

敏感肌の方は、思春期ニキビのように皮脂が過剰で、アクネ菌が繁殖しやすいという原因ではなく、乾燥などによりニキビが引き起こされています。先ほど、乾燥により肌のバリア機能が失われているというお話をしましたね。

また、それによって肌表面の角質層が正常な状態ではなくなっています。ターンーバーの乱れ、角質層の水分低下によりきれいな皮膚の層を十分に維持できなくなってしまっています。これによって様々な肌トラブルが生じてしまいます。

さらに、乾燥肌の方は、肌がアルカリ性に傾いていることがあります。皮膚がアルカリ性に傾くと雑菌が繁殖しやすくなります。これもまた、ニキビの原因と言えますね。

また、敏感肌がニキビの直接的な原因ではなく、不規則な生活が敏感肌とニキビの両方を招いている可能性もあります。生活習慣も一度見直してみてください。

敏感肌によってニキビはできやすくなる

敏感肌の方の中にはニキビに悩んでいる方が多くいらっしゃいますね。敏感肌が原因でニキビができるとわかっていて敏感肌用の化粧品を使っても、ニキビが治らないという方もいらっしゃるようです。

敏感肌用と謳われていても、添加物などが含まれている場合もありますし、敏感肌の方はどんな成分に反応するかがわからないものです。化粧品選びは慎重に行いたいですね。

間違った洗顔の選び方

ニキビが気になるときに木をつけたいのが洗顔です。敏感肌の方のニキビは思春期ニキビとは違うものです。そのため、いわゆるニキビ用の洗顔料など刺激が強いものを選ぶと肌の乾燥がひどくなります。

ニキビも悪化するので、洗顔料はニキビ用のものよりも敏感肌用のものを使用してください。


敏感肌で肌荒れのお肌に悩んでいます。
いろいろな化粧水をためしたり洗顔したりしていますが。
いっこうに肌あれが治りません。

ニキビもよくできます。

皮膚科で薬を処方してもらったり
プロアクティブなどを使いましたが
一向に良くなりません。。

効果的な肌荒れ対策の方法を知りたいです。

引用:Yahoo知恵袋

ニキビ用の化粧品などは肌に刺激が強いですよね。洗顔してみて、つっぱたり、乾燥したりするものは使用をしないほうがいいでしょう。また、朝は洗顔料を使わずに、ぬるま湯で誇り等を落とすだけでも大丈夫ですよ。

間違った洗顔の仕方

洗顔の仕方によって乾燥が悪化することもあります。敏感肌の方は洗顔やクレンジングを最小限にしてください。先ほどもお話ししましたが、肌表面の角質層には肌の水分を保持する成分がありますが、洗顔のし過ぎなどによって失われてしまいます。


もうすぐ高校生になる女子です。

私は顔を洗うと肌が荒れてきます。
それは、洗顔のやり方に間違っているのだと思います。洗顔後のお手入れとかさっぱり分かりません…

引用:Yahoo知恵袋

ついつい、しっかりめに洗顔をしてしまいますよね。しかし、洗顔料を使うのは夜だけで大丈夫です。また物足りないくらいがちょうどいいでしょう。洗顔をする際は、たっぷりの泡でできるだけ摩擦が生じないように行ってください。

また、ぬるま湯を使用してください。お湯だと皮脂などが流れてしまいます。すすぎはこめかみや額まですすぎ残しがないようにしっかりと行ってください。

間違ったクレンジング

洗顔の前のクレンジングは肌へのダメージがかなり大きく、敏感肌の方にとってとても重要なスキンケアの1つです。クレンジング剤はオイルのものが最も肌への刺激が強く、洗浄力が高いです。

クリームやミルクタイプのものは刺激が少なく、洗浄力が低いです。化粧の濃さに応じて選んでください。また、アイメイクとリップメイクはポイントクレンジングなどを使ってみると肌全体への負担が減ります。


これって、洗顔やクレンジング
の使いすぎだと思いますか?

私は、敏感肌です。
あと、乾燥肌なので
下地とリキッドファンデを
使っています。お化粧は
全体的に濃くはないです。

すが、もともと几帳面なとこもあって
クレンジングジェルを
1週間に一回買い換える頻度で使って
いました。

それだけで出費が酷いので
クレンジングシートに変えたのですが
クレンジングシートを一回で
7枚ぐらい使ってしまって
クレンジング時間も、20分ぐらい
かかってしまいます。

それで、洗顔も朝と晩しっかりするの
ですが、
クレンジングシートを使いだしてから
洗顔後に顔が赤くなります。

かゆみがあるわけでは
ないのですが、もともと
かなり色白なので
赤いと、ほんとに
目立ちます、、
これってクレンジングしすぎ
なのでしょうか。

引用:Yahoo知恵袋

この方はクレンジングのしすぎのようですね。クレンジングシートは、肌への摩擦が強いので敏感肌の方は使わないほうが良いでしょう。また、クレンジング剤や洗顔料を肌に乗せる時間はできるだけ短くした方がいいですね。

間違った化粧水の選び方

化粧水は敏感肌の方にとって、とても重要なものです。セラミドなどが配合された保湿効果の高いものを選んでください。また、アルコールなどが配合されていない敏感肌用のものを選んでくださいね。


敏感肌、吹き出物、30代、しみる化粧水あり

以上の状態の場合本当はどうしたらよいのでしょうか?

現在 敏感肌用 化粧水、乳液、クリーム
を使用中です。

しかし…今のメーカー敏感肌用にしてから3ヶ月経ちますがよくなりません。

仕事は不規則です。

無防ですが、ハリがあるみずみずしい肌になりたいのです。

ただ、今の基礎化粧品は切り替えるのはこわいです。
しみてしまったり、試供品で効果のあると言われている他の基礎化粧品を試しても効果はありません。

綺麗になりたいのですが、この欲望は今は我慢するしかないのでしょうか?

あと、基礎化粧品を切り替えたら最低何ヶ月使った方がよいのでしょうか?

引用:Yahoo知恵袋

敏感肌用と明記されていても、添加物などが配合されていることがあります。また、美容成分と言われている成分でも、肌に合わないこともあります。そのため、パッチテストなどをして自分に合うものを見つけていく必要がありますね。

敏感肌の方のメイク

敏感肌の方はベースメイクが合わないとニキビができることがあります。ベースメイクを選ぶ際には、・クレンジングしやすい・添加物が少ない・パウダリータイプのもの、を選ぶようにしてください。

リキッドタイプのものは肌への負担が大きいのでここぞという時のみの使用にしてください。


ファンデーションと化粧下地があわない。
頬の毛穴開きにニキビ跡とそばかす沢山の超敏感肌で朝ファンデーションをつけたら夜化粧を落とすときには先っぽが白い膿ニキビが出来てる様な状態です


リキッド→カバーできるけどニキビができる
パウダー→カバーできるけどニキビができるし鱗みたいになる
ミネラルファンデ粉のやつ→大丈夫だけど、カバー力がない。スッピン?化粧しなよ。と良く言われる。

現在は花粉症でマスクと花粉用メガネをつけているのでスッピンですが花粉症が終わったらどうしようと考えてます…

昔、化粧下地をつけたらニキビ肌荒れがとてもひどくなったのがトラウマで現在はつけていません。
ですが、また再挑戦したいとおもいます。
敏感肌にオススメなファンデーションと化粧下地を教えて下さい

引用:Yahoo知恵袋

パウダリーファンデーションがムラになってしまうのは、乾燥している証です。化粧をする前の、化粧水・乳液などを見直すのが一番効果的です。また、保湿効果の高い化粧下地などを使用するのがいいでしょう。

敏感肌の方におすすめの洗顔料「MIYOSHI 泡の洗顔せっけん」

ミヨシ
出典:Amazon

¥516

ミヨシの無添加せっけんシリーズは安心感がありますよね。実店舗でもインターネットでも購入でき、価格が安いのが魅力です。また、良質な原料を使っていて肌のトラブルを起こしにくいです。実際に使用された方の口コミです。


今まで謎のブツブツに悩まされていたけど、この商品を使うようになって、すっかり謎のブツブツは現れなくなりました。
泡はそんなにしっかりしてないけど、私には充分!
これからも使い続けたいと思ってます。

引用:Amazon

洗浄力が強いので、できてしまった吹き出物などに効果がありますね。また、泡で出てくるので、泡立てが不十分で摩擦が生じるという心配がないのもうれしいですよね。洗浄力が強いので、保湿を忘れずにしっかりと行ってください。

敏感肌の方におすすめの化粧水「アルージェ モイスチャー ミストローション」

アルージェ モイスチャー
出典:Amazon

¥2,915

こちらの商品の特徴は、天然セラミドをナノ化しているという点です。セラミドの浸透がよくなっているので乾燥肌の改善が期待できます。

弱酸性、無香料、無着色、表示指定成分無添加、界面活性剤無添加、鉱物油無添加、ノンエチルアルコール、ノンパラベンです。敏感肌でも安心して使えますね。実際に使用された方の口コミです。

敏感肌で合う化粧水を探してアルージェにたどり着きました。これは肌の調子が悪い時でも染みることなく使えます。刺激も全くありません。
保湿系の化粧水では表面しか潤わず、時間が経つと肌が乾燥し皮が剥ける事などがありましたがこれは肌がきちんと潤っている感じがします。
ただし、これ一本でOKという製品ではないのできちんと乳液で蓋をすることが必要だと思います。
お値段は高いですがこれからも使い続けたい商品です。

引用:Amazon

深くまで浸透している感覚があるとの口コミが多かったです。また、スプレー式なのでよりそのような感覚を得られるのかもしれません。一部ドラッグストアにも売っていますが、インターネットでの購入の方がお得なようです。

敏感肌の方におすすめの乳液「キュレル 乳液」

乳液
出典:Amazon

¥1,618

敏感肌用化粧品のなかで、ドラッグストアで買えるものといえばキュレルですよね。価格もお手頃で、試しやすいのではないでしょうか。機能性セラミドと呼ばれるセラミドに似た働きをする成分で保湿をしてくれます。実際に使用された方の口コミです。


敏感肌でいろんな基礎化粧品を試しましたが、これが私にはベストなようです。
まず肌が荒れないこと、石油系のにおいがしないこと、そして気兼ねなく使える価格。
この3点を満たしているので、何度もリピートしています。
特別、使ったら肌がすごく良くなるとかってことはないのですが…敏感肌にとって、問題なく使える、というのがとても大事ですから。

引用:Amazon

価格が安いというのは大切です。せっかく肌に合っても継続して使えないとなると意味がありませんよね。価格は安いですが、保湿効果はしっかりあり、また、刺激が少ないのでベーシックなスキンケアといえますね。

洗顔・クレンジング・化粧水・クリーム・日焼け止め・リップクリーム・ボディウォッシュなど様々なラインナップがあるのでキュレルシリーズでそろえてもいいかもしれません。

敏感肌の方は正しいスキンケアを

女性

敏感肌の方にとってスキンケアは大切ですよね。しかし、ニキビをなくしたいがためにやりすぎてしまっては意味がありません。正しいスキンケアを心がけましょう。とくに、クレンジングや洗顔は重要です。

肌への刺激を最小限にしつつ、優しく不要なものを取り除きましょう。また、洗顔後は顔をゴシゴシと拭くことなく、やさしく水分を押さえる程度にしてすぐに化粧水を塗ってくださいね。

敏感肌の方は、敏感肌・乾燥肌の治療をすればおのずとニキビは減るはずです。生活習慣を見直すとともに、シンプルで肌への負担の少ないスキンケアを心がけてください。ニキビのケアだと考えずに、敏感肌用のケアという意識で十分ですよ。