福岡道路陥没 専門家が工事前に「油断せず採掘を」と指摘
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福岡市のJR博多駅前の道路が大規模に陥没した事故で、現場付近のトンネル工事に着手する直前、専門家が陥没のおそれがある地層のため、油断せず掘削を進めるよう指摘していたことが、当時の議事録からわかりました。
今月8日にJR博多駅前で起きた大規模な陥没の原因となった、市営地下鉄のトンネル工事では、今回の工事区間に着手する直前の去年2月、福岡市交通局で専門家による委員会が開かれ、技術的な課題について検討が行われました。
当時の議事録によりますと、この会合で専門家の1人が、今回の現場の岩盤はもろい部分もある複雑な地層だとしたうえで、陥没のおそれがあるため地下水の水位に注意すべきだと指摘していました。これに対し、福岡市側は、過去の工事の実績をもとに、付近の地質や地下水に特異な状況は見られないと説明しましたが、別の専門家から亀裂が入ることもあるため、油断せず掘削を進めるよう指摘を受けていました。
その後の工事では、トンネルが地下水を含む軟らかい地層にかからないよう、トンネル上部の深さを当初よりおよそ90センチ下げる設計変更が行われるなどの対策が取られました。しかし、今回、陥没が起きたことから、今後、国の研究所に設置される調査委員会の中で、工事の進め方に問題がなかったか、検証が行われるものと見られます。
当時の議事録によりますと、この会合で専門家の1人が、今回の現場の岩盤はもろい部分もある複雑な地層だとしたうえで、陥没のおそれがあるため地下水の水位に注意すべきだと指摘していました。これに対し、福岡市側は、過去の工事の実績をもとに、付近の地質や地下水に特異な状況は見られないと説明しましたが、別の専門家から亀裂が入ることもあるため、油断せず掘削を進めるよう指摘を受けていました。
その後の工事では、トンネルが地下水を含む軟らかい地層にかからないよう、トンネル上部の深さを当初よりおよそ90センチ下げる設計変更が行われるなどの対策が取られました。しかし、今回、陥没が起きたことから、今後、国の研究所に設置される調査委員会の中で、工事の進め方に問題がなかったか、検証が行われるものと見られます。