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 ロボット掃除機「ルンバ」の米アイロボット社が、日本での事業を強化する。新たに日本法人を立ち上げて、顧客のニーズを採り入れた商品開発につなげる。国内外で高シェアを誇ってきたが、他社も同様の掃除機を投入しており、競争激化に対応する。

 来日したコリン・アングル最高経営責任者(CEO)兼会長が21日、朝日新聞のインタビューに答えた。来春までに、現在の代理店の事業を買収し、アイロボットの日本法人にする。アングル氏は「日本の顧客のより近くに身を置き、ニーズをしっかりと理解してベストな商品をつくる」と話す。日本法人の設立で、より地域のニーズに合った商品の開発につなげる考えだ。日本は北米に次ぐ2番目の市場という。

 2014年に、「床を水拭きしたい」というアジアでの需要に応えたロボット掃除機「ブラーバ」を売り出し、今年8月、日本の需要に応えた小型の新モデルを発売した。今後も同様の取り組みを進める。

 ルンバはセンサーで部屋の形を感知するなどして掃除するしくみで、共働き世帯で留守中に使われるケースが多い。ルンバの価格は4万円程度からあり、一般的な掃除機に加えた「2台目」として買われている。

 ルンバは02年に海外で、その…

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