[PR]

 防衛省統合幕僚監部は22日、ロシア軍の対潜哨戒ヘリコプター1機が同日午後、尖閣諸島の大正島と久場島の、領空までそれぞれ約10キロの近海上を、数時間飛行したと発表した。航空自衛隊戦闘機が緊急発進するなど警戒したが、領空侵犯はなかった。

 統幕によると、尖閣諸島付近でのロシア軍ヘリの飛行を確認し、公表するのは初めて。付近には、このヘリを搭載するロシア軍のミサイル駆逐艦が航行中で、尖閣諸島の接続水域を通った。外交ルートを通じてロシア政府に注意喚起をしたという。

こんなニュースも