軍事情報協定、23日に署名=日韓、先送りから4年
【ソウル時事】日韓両国で防衛機密の共有を可能にする軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、両政府は23日、ソウルの国防省で署名する。相次ぐ核実験と弾道ミサイル発射で北朝鮮の脅威が高まる中、迅速に情報を共有する態勢を整え、安全保障分野での協力を強化する狙いがある。
署名式は、ソウルの国防省で午前10時から非公開で行われる。韓国から韓民求国防相、日本から長嶺安政駐韓大使が出席し、署名を交わす予定。朴槿恵大統領は22日午後、協定を裁可した。
同協定は2012年6月、閣議決定などを公表せず、「密室処理だ」と批判を受けた韓国が、署名1時間前に延期を要請して締結が先送りされた経緯がある。
韓国では協定に反対する野党が、親友による国政介入事件で朴大統領への攻勢を強めている。だが、締結をめぐっては朴氏が押し切る形となりそうだ。
韓国国防省報道官は22日の記者会見で、「あす署名が行われれば、協定文は全文公開する」と明らかにした。韓国側は協議再開を先月に発表して以降、仮署名、次官会議、閣議決定などの予定を全て事前に公表。密室処理批判を受けた前回の反省を踏まえ、慎重な姿勢で協議を進めてきた。 【時事通信社】
おいおい…こりゃ韓国ガー、とか喚く前に、日本政府側にも“危機管理意識薄いぞ!、なにやってんの!”と言わなけりゃな…ヾ(・・;)