こんばんは。けんぼーです(・ω・)ノ
本日の11月22日の午前5時59分頃に福島県沖を震源とする地震がありました。
福島県、茨城県、栃木県で震度5弱、北海道から中国地方にかけた広い範囲で震度4~1を観測しました。
青森県から千葉県までの太平洋岸から伊豆諸島に津波警報と津波注意報が出されて沿岸部の住民が避難しました。
震源地は福島県いわき市の東北東沖約70キロ、深さは約25キロ。マグニチュード(M)は7.4と推定されます。
そして、同日8時3分頃に仙台市仙台港であの大震災の悪夢が甦ってくるような1.4メートルの津波が観測されました。
沿岸付近に住んでいらっしゃる方にとっては、この津波警報と注意報はまたあの悪夢が甦ってきそうな報道だったに違いありません。
今日、この報道を聞いた住民の方たちは、前回のような地震や津波を経験したことのない僕には決してわからない本当の恐怖を感じたことでしょう。
人が本当に恐怖を感じたときは、とるべき本当の正しい選択ができるのでしょうか?
きっと、いつ起こるかわからない見えない恐怖によって冷静な判断もできなくなるでしょう。
今日、ツイッターで上げられた1枚の写真が東日本大震災の時に起きた悲劇の光景を蘇らせることになりました。
1.津波警報や注意報が出たときに必要な避難措置とは?
この上の1枚の写真がツイッター上で様々な波紋を呼んでいる。
まだ記憶に新しい東日本大震災のときには、住民の方たちが車で避難し、渋滞によって逃げ遅れ津波に飲み込まれて多くの犠牲者がでました。
今回も最大3メートルの津波がくるとの発表がでて更に福島第2原子力発電所の3号機の使用済み核燃料プールの冷却装置が停止したとの報道もあり、テレビ放送でしきりに避難の呼びかけがあったあとにこの渋滞が発生し、ツイッターで福島市やいわき市の様子が次々と報告されました。
この写真を見ると地平線の奥まで車が渋滞しており、
『これはヤバい!』『車で逃げちゃだめだ!』『教訓が全く生かされていない』など悲鳴のようなツイートが上がった。
基本的には、避難は徒歩が原則で、住宅近くの高台の避難所に向かうべきである。よほど交通量の少ない道路や人口が少ない地域でない限りは車で避難する選択は渋滞で動けなくなるという恐怖のリスクが高まるのである。
もし、東日本大震災級の津波が今回も襲ってきていたら完全にここに止まっている車は流されてしまって多くの死者がでているに違いない。
2.映画『ディープインパクト』にお手本のような避難方法が!
映画『ディープインパクト』をご覧になったことはありますか?もし、観たことがなければぜひ一度は観てほしいと思います。
この写真の男の子と女の子がラストシーンに彗星が地球に落下衝突し、とてつもない津波から避難しようとするシーンなのですが、今回の津波警報で大半の人が車で避難し、渋滞で動くことができなくなったようにこの映画でも大半の人が車である場所にある避難シェルターに向かうのですが渋滞でほとんど動けなくなります。
しかし、この写真の二人はバイクを使って山の頂上へ向かって避難し、なんと一命を取りとめたのです!
徒歩では間に合わない。
車では動くことができない。
でもバイクで高台を目指すという選択が命を守ることに繋がりました。
皆が避難シェルターを目指す道は渋滞して動けない。移動手段にバイクを選択し、人の少ない近くの高台に逃げることを選択するというこの二つの決断は自分が同じ立場にたったとしたら、とても共感できる場面でもありました。
3.宮城県の川が逆流している映像
津波の脅威を肌で感じる映像です。
まとめ
近くに海や川がある地域では氾濫した時のためにその土地の地形を把握しておくことは、万が一の時に冷静な判断で行動する。時には生死を分けることになるかもしれない重要な予防策です。
基本は水は低いところに流れ込むので、自分の住む地域で高台になるところを把握していれば万が一の時に慌てる必要がなくなるかもしれません。
僕自身も自宅や職場で万が一に地震が起きて近くにある川が氾濫したときにどういう行動をとろうかと一応はシュミレーションをしています(笑)
まあ、だけどその人間のシュミレーションを上回るのが自然の驚異なので、外れたら成り行きの判断になるでしょう(笑)
また、車の場合は水かさが1メートルを超えると車内に閉じ込められてしまうリスクが高いので頭の片隅にでも入れておけば万が一の時に役に立つかもしれませんね(・ω・)ノ
先ほど11時くらいにもまた震度4を観測する地震があったようなので、予断を許さない状況ですが早く地元の方に1日でも早く安らぎの時間が訪れることを願います。
それでは。この辺で(・ω・)ノ