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    ミサイル複合体「バスチオン」

    クリル諸島、ロシアがミサイル複合体「バル」、「バスチオン」を配備

    © Sputnik/ Sergey Pivovarov
    ロシア
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    太平洋艦隊の公式新聞「軍事当直」の報道で、沿岸用ミサイル複合体「バル」と「バスチオン」がクリル諸島のイトゥルプ、クナシル両島に配備されたことが明らかにされた。

    同紙の報道によれば、沿岸ミサイル師団「バル」の人員らは2015年の段階ですでに日本海水域での演習射撃の実施に向けて準備を開始していた。

    クリル諸島に最新の沿岸ミサイル複合体を配備する計画についてはこれより前、国防省指導部が明らかにしており、2011年の段階ですでにロシア軍参謀本部内の消息筋情報としてロシアのマスコミ報道にはクリル諸島に沿岸ミサイル複合体「バスチオン」が配備される計画だという情報が流れていた。

    「バスチオン」は600キロ以上の海岸部の防衛を目的としたもの。集中砲撃および電子戦の条件下でもあらゆるタイプ、級の船舶を攻撃することが出来る。各複合体が最高で36基の「ヤホンテ」ミサイルを搭載できる。

    第2次世界大戦以来、調整されないまま続いている露日の領土論争は両国関係の躓きの石となっている。12月半ばに迫ったロシア大統領の訪日を前に南クリル諸島(日本の表現する北方領土)は日本のマスコミの注目を再三にわたって集めている。専門家、マスメディア、政治学者、世論は露日の領土問題の解決方法について、さまざまな憶測をたてている。

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    • catss4
      60年間も挙国一致で完璧に隠していたのに、・・・

      日本が証明捺印した日ソ共同宣言を破棄しない限り、そもそも歯舞色丹の二島先行返還は有り得ないのである。ところが、日ソ共同宣言を破棄すると、歯舞色丹返還も吹き飛ぶので矢張り平和条約無しの二島先行返還は有り得ない。

      『しかし、日本は第二次大戦に敗れてソ連に4島を支配された後、サンフランシスコ講和条約(1951年)で千島列島を放棄した。調印した当時の吉田茂首相自らが、放棄対象に「国後、択捉」が含まれるとの考えを示していた。』

      調印した当人である日本国首相の答弁とか外務省条約局長の条文の説明などが、国会議事録という正式な公式文章として残ってるので誰も否定でき無いはずなのです。ところが日本側は60年間も一切無視して『何も無かった』ことにしていたのですから無茶苦茶。

      日本政府は1952年のサンフランシスコ平和条約で自ら千島列島を放棄している。この事実を無視して、1956年以後には主張を変えて『北方四島は日本領と確定している』と繰り返していたが、これは単なる国内向け政治宣伝程度で、外国に向かって言っていたわけではない。

      『ところが55年に対ソ交渉を始めると、外務省は「国後、択捉」を放棄していないと主張を変える。
      いったんは自ら「放棄」しながら、政府は「日本固有の領土」との理由で4島返還を求める立場を続けることになる。』
      余りにも正直に日本の悪事を暴露しているのですから、呆れるやら。驚くやら。
      shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=119059

      ○ NATO 配置図
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