名古屋市中心部で道路陥没 下水管に土砂流入で空洞か

名古屋市中心部で道路陥没 下水管に土砂流入で空洞か
22日午後、名古屋市の中心部で、道路が縦横2メートルにわたって陥没しているのが見つかりました。けがをした人はいませんでしたが、市は地下の下水管に土砂が流れ込んで、周囲に空洞ができたことが原因と見て調べています。
22日午後2時すぎ、名古屋市千種区大久手町にある交差点の近くで、通りががりの人から「道路が陥没している」と、市に連絡がありました。

名古屋市が調べたところ、道路が縦横およそ2メートル、深さおよそ1メートル50センチまで陥没していたということで、安全を確保するため現場は通行止めになっています。

この道路の下には、昭和14年に埋設された下水管が通っているということで、市は配管の継ぎ目の隙間に土砂が流れ込んで、周囲に空洞ができたことが陥没の原因と見て調べるとともに、復旧工事を急いでいます。

名古屋市では、今月、福岡市のJR博多駅前で起きた大規模な陥没事故を踏まえて、同じような危険のある地下空洞がないか調査を進めているところでした。