ホストクラブと言えば、お金持ちのマダムが若い男をはべらせて豪遊する…とか、ハマってしまったがために借金をしてまで貢いでいる若い女性…なんていうのもドラマや漫画でよくありますよね!
夢があるような怖いような不思議な場所。それがホストクラブ。
そんなにホストって魅力的なのかな?
そんなにホストクラブって楽しいところなのかな?
という好奇心からホストクラブ体験をしてきました。
今日はその体験談をお話ししたいと思います。
目次
ことの発端
2014年、未年。
正月休みにあわせて札幌に帰省した私とはるは、”今年の干支を喰らって一年を制してやろう”という謎の意気込みにより、ディナーにジンギスカンをチョイスしました。
超美味しかった。詳しくはこちらの記事で。
ジンギスカンで大満足した私達は定番のカラオケへ
飲み放題でハイボールをガンガン飲んで酔っぱらってきたところで、はるが「かまちょ」という曲を入れました。
かまちょって何?
かまちょとは「かまってちょうだい」の略で、「かまって欲しい」「遊んで欲しい」といった思いを意思表示する言葉である。一人で寂しくしているときなど、TwitterやLINEなど、インターネット上でかまちょと投稿するといった使い方がされる。
上記とは別に、かまって欲しがる人(通称:かまってちゃん)を指してかまちょと言う場合もある。
(かまちょ - 日本語俗語辞書)
ほうほう…
歌詞の内容は、ホストにハマった女が、好きなホストにかまってちょうだいと言う様子を表しており、それをホスト達が何故か客目線でシュールなダンスを躍りながら歌うという曲です。
club ROMEO "かまちょ" (Official Music Video)
ダンスも歌も簡単なので、知らなくてもすぐ真似できて盛り上がれるという点で秀逸な曲です。
私たちのカラオケでは、「LOVEドッきゅん」(club prince)や「お手を拝借!もういっちょ!」(下田美咲)etc. といったパーティーソングで歌って踊るというのが恒例なのですが、この「かまちょ」もそんな感じの、振り付き・盛り上がり系でした。
はるが友人の破天荒OLとホストクラブに行ったという話を常々羨ましく思っていた私は、「このあと、ホストクラブに行こう!」と提案しました。
お店を探す
しかしこの日は1月2日。三が日ど真ん中。すすきの交差点には、いつもたくさんいるキャッチが1人も歩いていません。
…よし、ネットで探そう。
ネットを駆使して探したところ、一軒、営業している店を見つけました。
私たちとしては、
適当なキャッチにつかまり、
お姉さんどこいくの?ちょっと飲んでかない?
えー?どうするぅー?まだ帰るには早いよねぇー?
来て来て!安くしとくし、一緒に飲もうよ!お願いします!ほんとお願い!!
もうしょうがないなぁー、そんなにお願いされたら断れないじゃん!ちょっとだけだよ?
マジで!ありがとうございます!!
みたいな流れを希望してたんですが、懇願されるどころか、わざわざネットで探して自ら出向くという非常にアグレッシブな形になってしまいました。
お店に到着
そんなこんなで目的の雑居ビルに到着しました。もう胸はドキドキ。
きゃあきゃあ言いながらエレベーターで上にあがって目的の階に着いたのですが…私たちは、立ちはだかる黒い扉に圧倒されてエレベーターから降りられませんでした。加えて、すぐ逃げられるように(?)エレベーターのドアをずっと押さえていたために下の階の人たちに迷惑をかけていました。ごめんなさい。
...どうする...?やめる...?
計画の断念を提案するはる。
こわいけど...折角ここまで来たし...。私...行ってみる!
私は、黒い扉に手をかけ、ゆっくりと引きました。
ギィ...
扉の向こうには何やら黒いジャケットの男達が...
あ...いらっしゃいませ...誰か指名とか...?
ありません!初めてなので!
接客業のアルバイトで培ったハキハキとした喋りかたで質問に答える私。
それにしても、ホストって、入った瞬間全員で、
「「「いらっしゃいませー!!!」」」
って感じだと思ってたら、違うんだな。
落ち着いた雰囲気の店なのかな??きっとホストも色々あるんだなあー
と、ひとしきり感想が頭に浮かんだところで、彼の口から衝撃の一言。
あの...営業、22時からなんで、10分くらい待っててもらうことになるんすけど、いいすか?
このとき、21時50分。
声が、出なかった。
まさか自ら出向いただけでなく、フライングするとは。
どこまで恥ずかしいんだわたしたち...!!
下りのエレベーターで笑い崩れました。
お腹がいたかった。
とりあえず近場のバーに入って、「あれがあの店における笑いのピークかもしれない」、「さっきの笑いには5千円払っても良かった」、などと言いながら酒を飲み、ホストが食いついてくれそうな自分達のプロフィールを考えながら枝豆をつまんだりして、大変盛り上がりました。
ちなみにこのとき考えたプロフィールは、”親が資産家のため仕送りが使い切れなくて貯まってしまう、普通のOL” 。
ホストがより本気で客にしようと頑張ってくれるかな?と考えて導き出した結論です。
ホストの皆さんどうですか?
22時をかなり過ぎた頃、二人は完全に酔っ払い、アルコールの限界が近い状態で再びホストクラブに戻っていったのでした...
いざ入店
時間はバッチリだ…!
先ほどの雑居ビルのエレベーターを登り、ふたたび重たいドアを押し開けました。
「「「「いっらっしゃいませーー!」」」」
という声は開店していたからといって特に無く、
先程出迎えてくれたお兄さんが、
来てくれたんですね。
とソフトなかんじで出迎えてくれました。
初回料金とシステム
席につくと、ちょびヒゲのちょっと太ったお兄さんが色々説明してくれました。
私たちはこのお店に初めて来たので、初回料金らしく、
・90分飲み放題で一人千円
・ホストに飲ませたいときは別途料金が発生
内容はこんな感じで、大変お得。もちろんお店によって料金は違います。
ホストからお酒のおねだりがなかったので(キャバクラと違う)、優良なお店なのでしょうか。
ホストクラブを楽しむ
いざ!勝負!!!
ということで、カシオレなどのカクテルをすすめられる中、
鏡月をガンガン飲み始める私たち。
そう、ここにくる前のバーで
鏡月1人1本空けるのを目標にしたのでした。
端からみたら異常なまでに鏡月を飲みまくる!
えーともちゃんすごい飲むねー。
一軒め?あ、もう三軒めなんだー!
おれ、お酒飲める女の子周りにあんまり居ないから一緒に飲めて嬉しい
さすがホストクラブ!
すごいちやほやされてるー!
そして、ホストたちは20分くらいで交代し、
私たちの酔いとテンションは最高潮に。
運命の出会い…!?
そこで現れたのが、
イッキ飲みの伝承者 アオ(仮名)
美容師見習い カナ(仮名)
この二人が私たちのテーブルにつきました。
もう、べろんべろんなのに鏡月をあけたい私たち、すぐにイッキ飲み伝承者のアオに教えを乞いました。
えー!イッキ飲みだってーすごーい!
そんなにお酒強いんだ!私たちにも伝承してよ!
伝承して頂きました。
が、ただ喉を大きく開けて味わわずに飲むだけというものでした。
そんなことはこの鏡月に立ち向かうと決めたときからやっているよ!
もっと画期的な何かかと思った!
そして、美容師見習いの自称ドSのカナ。
はるちゃんの髪ってキューティクルないねー
わー!ひどーい!初対面で言う?そういうことー!
いや、誰かが言ってあげないと
たしかにー(笑)
みたいな大変な盛り上がり(?)を見せ
私たちのホストクラブは終了の時間を向かえました。
連絡先交換タイム
最後に気に入ったホスト一人とラインを交換できるようです。
私たちは迷わず先ほどの二人を選びました。
私はイッキ飲みの伝承者アオと
はるは美容室見習い自称ドSのカナとラインを交換!
そして店をあとしました。
まぁ色々思うところがあったり、話したいことはあったのですが
終電にぎりぎり間に合うタイミングだったので急いで電車に乗りました。
ホストクラブを楽しむ(後日編)
後日、はるとのライン。
(私が左、はるが右)
鏡月を飲みきれなかったのが反省点!
果たしてマーライオンしてまで飲むものかは疑問。
ホストからの電話に怯えるはる。
そして、そのホストクラブのホームページを冷静に閲覧。
なんだかあんなに一緒にはしゃいだホスト達が冷静に見ると全然かっこよくなくて驚くわたしたち。
名前で見分けるしかできない。
写真すらかっこよくないと辛辣な悪口を言ってしまいました。
後に彼はお店のNo.2になったようです。
素質、見出してたよ…!おめでとう。
まとめ
本当にいい思い出になった!
やはりホストクラブは夢の国!
しかしその効果は店内まで。
ラインが来た際は、1度ホームページで顔をチェックして冷静になろう。
*この記事のホスト役は、大好きなゴールデンボンバー Official WebSiteより引用させていただきました。こんな素敵なホストならハマっちゃう気がします。両思いになったら暁にはホストをやめていただきたい。
こちら名曲です。
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
♡♡Twitterで更新をお知らせ!Follow me♡♡
△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
こちらの記事もおすすめ!
10億円あったらホストにいくら貢ぐ…?
お酒の飲み過ぎでこんな失敗をしないようにね!
とも