谷 友梨子のBbスタジオ日記

2015年12月28日~30日 ウインターナイトレースカップ(FⅠ) パート2

2015年12月28日(月)~30日(水) ウインターナイトレースカップ(FⅠ) パート2

 

ここからは、検車場での選手の表情をご覧ください。

 

<S級>

今年は後半やっと手応えを感じてきました

小倉竜二

小倉竜二選手(徳島・77期)

「今年は前半苦しんだけど、後半やっと手応えを感じてきました。ギア規制で苦しんだけど、競輪祭くらいから調子も上がってきているので、その状態を維持している感じですね。フレームやセッティングなど、色々試しました。競輪祭の初日では、今までだったら抜けないレースでしたが、あのときは抜けたので、手応えがありました。四日市には、前回4月に来たけど、そのときよりいいと思いますよ」

 

初日特選1着スタート

中村一将

中村一将選手(兵庫・86期)

「最近は、前がいる番組も増えてきましたね。でも、ある程度予測してから競輪場に来ているので、それは大丈夫です。前回広島記念でも、近畿の若い選手が頑張ってくれて、3日目は決めることができました。ただ、二次予選では、(番手から)出て行っていいものなのかどうか…、難しかった。でも、それも経験だと思います。お客様に迷惑をかけたので、次に活かせるようにしていきたい」

初日特選では、先行した川村晃司選手の番手から追い込んで1着スタート。
「(競りに)誰か来るかな…と思って、構えていました。川村君の踏み出しと、ホームの掛かりがすごくて、ちょっと焦りました。後ろを確認したのは格好だけで、全然余裕がなかったです」

 

まだまだ上位選手と一緒に走って、穴をあけたい

内藤宣彦

内藤宣彦選手(秋田・67期)

現在44歳にして、依然S級上位で戦い続ける内藤選手。前検日、記者さん達に囲まれ、「衰えない秘訣は?」と質問を受け、「よく聞かれますが、特に変わったことはしていないんですよね」と、照れながら答えていました。

「ただ、30代のころと比べて、練習内容は変わりましたね。今は、秋田の選手数が少なくなってきて、練習仲間がいなくなってきた。家族の理解や協力も得て練習していますよ」

ある記者さんが、「同期の吉田尚作選手が、『昔より今の方が強くなっている。同期の自慢ですよ』と言っていましたよ…と伝えたら、「そうですか、そう言ってもらえるのは嬉しいですね」と、笑顔を見せていました。

「今は千葉に冬季移動しています。宮倉さんのグループでお世話になって、いい練習ができています。今回来ている中曽と花田とも練習していますよ」

今シリーズは、最終日特選で、箱田優樹選手マークから追い込んで1着。
「箱田君とは失敗ばかりしていたけど、今日は箱田君が力を発揮してくれましたね。今年は自分なりに、GⅠを含めて安定した成績を残せました。まだまだ上位選手と一緒に走って、穴をあけたいですね」

 

S級初Vか、S級1班の点数をとるまでは…

松岡孝高

松岡孝高選手(熊本・98期)

今年1月に初S級となりましたが、来期は降級となります。
「今年1年間S級を走って、せっかく手応えを掴んできたときに、降級というのは残念。ただ、またS級で走れるよう、気持ちや自力をしっかり出していきたいですね」

「先行基本に頑張ります。決まり手は捲りだけ?そうですね、逃げてはいますが、逃げたときに、決まり手が付かないですね(苦笑)。四日市は相性のいいバンクです。僕は四日市によく呼ばれますね。地元は今年1回も呼ばれていないのに(笑)」

予選では、佐藤雅春選手の先行を、5番手から捲り追い込み1着!
「四日市は相性いいですね。でも、ずっと内側に差していて、仕掛けどころが遅くて、後ろの方に迷惑をかけました。もう少し早めに仕掛けられるように、これから心掛けていきたいです」

今年は丸刈り頭にイメチェンした松岡選手。
「髪は、S級初Vを獲るか、S級1班の点数をとるかまでは、このままです。ちなみに、2人の兄からは不評です…(苦笑)」

 

僕に競輪を勧めたのは親父です

倉野隆太郎

倉野隆太郎選手(愛知・91期)

今シリーズは欠場明け初戦。
「体調?腰痛からくるシビレが、2か月くらい続いていますね。今も多少あるので、走ってみないと分からないですね。豊橋記念落車から復帰するときにむちゃくちゃ練習したけど、そのムリがあったのかな…。今は、何でもやっています。位置を取って捲ってもいいし、逃げてもいいし、捌きもやるし、誰かいれば付きますし。戦法面では、特に気にしていません。これ以上点数を落とせないので、しっかり頑張ります」

 

12月18日の四日市では、妹でもあり弟子でもある倉野由紀選手がラストランでした。妹さんのことも含め、倉野選手の幼い頃からのことになどについて聞いてみました。
「妹は『今は少しゆっくりしたい』と言っています。競輪の前は、柔道をずっとやっていましたから。帰ってきたら、すぐに柔道着に着替えて、練習に行っていました。僕も、小学校の頃から、ずっと運動で、遊んだことがなかった。学校から帰ったら、ランドセルを置いて5キロ走りに行っていました」

「友達が遊んでいても、『ウチは人とは違う』みたいな感じがあって、そんな意識を自然に植え付けられていました。親父はスポーツが好きで、ボクシングの亀田家のような、スポーツ一家ですよ。僕に競輪を勧めたのも親父です」

「今は、僕にも子供がいます。小1と幼稚園の女の子2人です。僕も厳しいかって?いや、僕は、甘やかしています(笑)。競輪も見ていて、子供は、僕が何着だったかは、もう分かりますよ。2人が手紙を書いてくれたのですが、『いつもお金を稼いでくれてありがとう』と書かれていました。でも、最近稼げていないので、複雑です(苦笑)」

 

展開が向いたときに、いい着が取れる準備はしています

牧剛央

牧剛央選手(福岡・80期)

「前回久留米準決勝は展開が向かなかった?(服部克久選手の5番手捲りがブロックされ不発で共倒れ)。いやいや、本当の強いマーク選手なら、あれを凌いで勝つことができますよ。まだまだ、そういうところが未熟です。展開が向いたときに、いい着が取れる準備はしています。自力の決まり手はゼロ?そうですね、九州は予選から特選クラスまで、自力選手が揃っていますからね」

昨年12月四日市に登場時には、「いいときの感覚は、ノートに書き記しています」と言っていた牧選手。

「今でもそれは続けていますよ。でもそれには、終わりがありません。『これだ!』って思うものがあっても、それは年齢や体調とともに、どんどん変わっていきますから。イチロー選手も、『バッティングの、最終的な完成形はない』と言っていますしね。そういうのを模索しながら、選手生活は続いていくのだと思います。『こう踏んだらいいな』という引き出しを多く持っておくことが大事だと思います。もちろん、ピントが合わないときもありますが」

ところで、クリスマスには毎年、まだ小さい子供さんのためにサンタの格好をするという牧選手。
「今年は『サンタ、パパやろ~』って、変装がばれたんですよ(苦笑)。でも、サンタの存在自体は信じています!」

 

何かキッカケを掴みたいですね

神田紘輔

神田紘輔選手(大阪・100期)

「前回和歌山2日目の落車は大丈夫です!ただ、今期の成績は、何かパッとしないですね…。まだまだ、思うように動けていないので、何かキッカケを掴みたいですね。今は、『どうやったら楽に自転車が進むんだろう?』とか、上の人の話を聞きながら、色々考えながら練習しています。今期は、ただ力んで踏み込んでいただけ。その辺りが変わっていければ、いいと思います」

今年1月、松阪A級の優勝賞金で購入したのが、ワットバイク(室内用自転車練習器具)。
「もちろん、今でも使って練習していますよ!」

 

シゴロ(4着、5着、6着)が多いけど、逆に言えば上がり目

渡辺十夢

渡辺十夢選手(福井・85期)

「今期は、失格なしで1班の点数を落としてしまいました。こんなのは初めてです。去年、骨盤を折った影響が、今年チョロチョロっと出ているのかな…。近畿のGⅠだった高松宮記念杯の点数が懸かっているとき、まだ良くないのに走っていた影響が出ましたね」

「少し前は、野原雅也と互角に練習で走れたけど、今はちょっと落ちたかな…。でも、競走は別物ですから。テクで、コースを選んで走ります」

「最近は、シゴロ(4着、5着、6着)が多いけど、逆に言えば上がり目でもあるんです。悪いときは、9着を取るけど、僕はどんな展開になっても、9着を取らない選手でしたから。前回いわき平ナイターの初日は、ここ最近の中で一番体調がよかった。12時間寝ましたから(笑)。(このときの出番は10レース)レースでは9番手だったけど、外よく伸びました(4着)」

今シリーズ予選は、角令央奈選手マークから、箱田優樹選手に切り替え2着に入ってきました!
「腕で来ましたよ!脚はないけど(笑)」

 

もう少し積極的に行きたいですね

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山本奨選手(岡山・94期)

「最近は流れに応じて走っている?そうですね、そうだったのですが、ちょっと消極的でしたね。物足りないので、もう少し積極的に行きたいですね」

「前回の広島記念でも、消極的すぎました。3日目は開き直った感じで(突っ張り先行)、いいレースでした。でも、最終日は開き直りすぎたので(カマシきれず後退)、3日目と4日目の間くらいがいいかも(笑)。今、捲りの決まり手が多くなっているけど、先行と捲りが半々くらいになるようにしたいですね」

「今期は、1班の点数を取りたかったけど、取れなかった。なので、まだまだですね…。FⅠ優勝も、目標にしていますが、それも獲れなかった。なので、超相性のいい四日市で、獲りたいですね。ここを走れば優勝しかないので(笑)。そして、次の立川記念に繋がるように」

山本奨2

写真は、最終日終了後。『メンズノンノ』のモデルとしてもいけそうなファッションです!

 

パパは神様??

佐藤雅春

佐藤雅春選手(宮城・94期)

四日市は、おととし12月A級戦以来、2年ぶりの登場。
「以前四日市に来たときは徹底先行でしたが、今は柔軟に走っています。その徹底時代の土台があって、今があると思っています。今期S級に戻ってからは、泥臭く何でもやって、1着を取れるように走っています」

「対戦相手を見て、どうやれば1着が取れるかを見て、先行でも捲りでも捌きでもできるようにしています。一車でも前に仕掛けるだけです。もちろん、後ろが特選選手だったり、格上の先輩のときは、積極的に仕掛けています」

 

佐藤選手のご家族も、パパのレースを見て、応援してくれているそうです。

「子供は、上が4歳の男で、下が半年の女の子です。とてもかわいいですし、僕が頑張らないと、飯を食っていけないから、気持ちも入りますね。子供には、嫁が僕のレースを見せているらしいです」

「少しずつですが、上の子は、僕が1着か1着でないかは、理解してきているみたいです。なので、それも糧にして頑張っています。そのうち下の子も理解するようになるでしょうしね。前回奈良では、1着を取れたのでよかったです。でも、準決勝では外に浮いて、途中で画面から消えてしまうレースで、それを見た息子は、号泣していたらしいです(苦笑)」

「あとは、車番と色も、分かってきています。去年のグランプリで、神山さんが8番車だったのですが、そのときテレビでは、神山さんのことを『神様』と言っていたんです。で、僕が8番車を着てレースに出たとき、帰ったら、『パパ、今回神様だったね』と言われました(苦笑)。僕の場合は、点数がないから8番車なんですけど…」

 

9月小倉ではS級初V

西岡拓朗2

西岡拓朗選手(広島・97期)

今年の成績は、1着1回で、2着と3着が11回ずつ。
「前の選手が頑張ってくれているので、自分は2~3着でも仕方ない…と思っていたら、本当に2着や3着ばかりになってしまいました(苦笑)」
…とは言うものの、残りの1着1回は、9月小倉のS級初V!ある意味、勝負強いタイプかもしれません!

「9月小倉の優勝は、他地区の選手(中村一将選手)が頑張ってくれたので、周りからも『ラッキーだったな』と言われました」

今回は、落車欠場あけ2場所目。
「前回広島記念の二次予選は、判断ミスでしたね(前と連係が外れ)。もっと余裕があればうまく走れたんだろうけど、体が思うように動かなかったから、降りてしまったんでしょうね…。落車から1場所走っての戻り?7~8割くらいですかね。まだ100%とまでは言えないけど、それでも、広島記念の後の練習の感じでは上がってきていますよ。なので、前回よりは、今回の方がいいと思います」。

おととし8月四日市A級戦の時に、「目指すスタイルの選手?自分は体が細いので、そういう選手の動きはよく見ていました。山口幸二さんや、合志正臣さん、大塚健一郎さんですね」と話していた西岡選手。BMX世界選手権出場の経歴もある、2004年全日本BMX選手権優勝、2004年JBMXFジャパンシリーズチャンピオンでもあります。

 

来期は1班、「やっと」という感じです

箱田優樹

箱田優樹選手(青森・98期)

「今年は9月までは良かったけど、その後は少し感覚がおかしくなっていました。最近は、少しずつは良くなってきていますが、少しずつ修正しながら走っています。広島記念では、自分のスタイルではなかったけど、2勝挙げることができたのはよかった。ただ、自分の思うように自転車が進んでくれなかった。セッティングではなく、自分の感覚の問題です」

「今月から、小田原に冬季移動しています。いい練習ができていますよ。来期は1班。『やっと』という感じですね。今はダービーの賞金には足らないけど、自力で力を付けてからではないと、意味がないですから、その辺りは気にしていません」

予選では、山本奨選手の先行をバック5番手から捲り追い込み1着。
「先行も含めて前々に、しっかり自力を出して勝つ気持ちで挑みました。ごちゃごちゃなレースになったけど、力を残さないようにと思って仕掛けました。いつもよりは伸びがよかったです」

ところで、箱田選手の自転車の色は、デビューしてからずっと緑。
「初心を忘れないようにと、色は変えていません」

 

4日制の静岡記念正規斡旋は初めて

深澤伸介

深澤伸介選手(静岡・76期)

2月末には地元静岡記念が控えている深澤選手。

「4日制の静岡記念正規斡旋は初めて。3日制の時はあるんですけどね。ずっとホームの記念には出ていなかったので、地元の友達からは『選手を辞めたの?』と言われたこともあるくらいです(苦笑)。ようやくめぐってきた地元記念、頑張りたいですね」

「僕は、諦めず、しつこいのが売りです(笑)。長く選手を続けたいと思っています!」

 

何でもやっていきたいです

山形一気

山形一気選手(徳島・96期)

「調子はイマイチ。9月岸和田の落車は全然関係ないけど、感覚がちょっと違う。3場所前の向日町では良かったのですが、その後の感覚がおかしい。乗った感覚がマッチしていないので、100%とは言えないですね」

「前回広島記念は、4日間とも単騎。中国地区で、全部単騎なんて、初めてでしたよ(苦笑)。ラインがあった方がやり易いので、難しかったです。今回も、何でもやっていきたいです」

 

また上に戻って頑張りたいです

和田禎嗣

和田禎嗣選手(埼玉・99期)

今シリーズ初日は、金子幸央選手ラインの3番手の競走でした。
「3番手のレースは、A級・S級を通しても初めてです。でも、関東に動ける自力選手がいるので、仕方ないですね。今ももちろん、先行基本です。来期はA級です。降級になったのは、まだまだ脚が足りないから。また上に戻って頑張りたいです」

 

久しぶりの1着!

上田国広

上田国広選手(三重・89期)

「今年は、前半は良かったけど、後半は練習中のケガもあり、その影響もあって良くなかった。でも、そろそろ何とかしたいですね。前回高知では、初日がちょっと良くなかったけど、2日目と3日目は、それなりに動けたかなと思います。最終日は切り替えた形になったので、ラインには申し訳なかったけど、自分で何とかしたいという気持ちもあったので…」

「四日市は記念以来?そのときは気合いが入りすぎて、最終日に失格してしまいましたけどね。その分、今回頑張りたいです」

今シリーズは、2日目一般戦で久々の1着!
「加藤(寛治)さんはいつも頑張ってくれるので、信頼して付いて行くだけでした。強かったので、抜けるかどうか分かりませんでした。久しぶりの1着を取れたし、感じはいいです!」

 

またS級に復帰したいです

服部正博

服部正博選手(千葉・91期)

昨年10月弥彦A級戦で落車があり5か月半の欠場。今年3月の小倉で復帰してきました。6月四日市登場時には、「休んでいるうちに7キロ落ちました」と話していましたが…。

「体重は、だいぶ戻ってきました。来期はA級ですが、またS級に復帰したいですね。今は、新車も届いたので、年明けの松山ナイターの後から、乗り換えるつもりです」

今シリーズ予選では、鐘から押さえて先行策。金子幸央選手にカマされましたが、「前半はペースでかけられましたし、落ち着いてレースができました。納得はしています」と、レース後。今後も全力を出し切るレースで、少しずつ戻していきたいところです。

 

怪我の影響がまだありますね

鈴木規純

鈴木規純選手(福島・75期)

「昨年7月函館の落車で、左肩鎖関節をやってしまい、手術もしたけど、まだ戻っていません。今は点数も懸かっていないので、11月、12月は補充を多く受けました。その分、思うような練習ができていませんね(苦笑)。来期はA級2班になり、S落ちで、特に最初は点数を持っていて、人気になると思うので、頑張らないといけませんね」

 

四日市は、今年2回目の登場

坂上忠克

坂上忠克選手(石川・71期)

「今回はセッティングを、前回とは変えてみます。いい方に変わればいいんですけどね。先月は2回決勝に乗ったし、少しずつは良くなってきています」

 

パーキンスからは、今もメールでアドバイスをもらっています

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片寄雄己選手(静岡・79期)

「今年はいい成績を残せたとは思うけど、初めてGⅠ(競輪祭)を走って、力の差を感じたし、情けない思いもした。そう考えると、まだまだだと思います。競輪祭では、もう少しやれるかなと思ったけど、全体的なレベルが違いました。でも、ああいうレースを走ると、もっと上を見たいと思うようになりましたね。ここに来て、調子は上がってきたと思います」

「低酸素トレーニング?今も変わらず、苦しい練習をしていますよ。コーチ(パーキンス)が見ていますからね(笑)。レースは全部見てくれているし、メールでやり取りして、アドバイスももらっています」

「来年前期は地元の記念とダービー?でも、僕はそういうのを気にしないタイプ。お客様にも失礼なので、目の前の一戦一戦を大事に走っています」

 

練習中の落車の傷です…

女屋文伸

女屋文伸選手(埼玉・83期)

「ケガをして、10月末大宮で復帰しましたが、成績が伴いませんでした。いつもは、競走の翌日は休むんだけど、あまりに悔しかったので、次の日に練習したら、落車をしてしまいました…。それが顔の傷です。いっときは、顔をなぐられたボクサーのようでしたが、今はだいぶマシになってきました」

「来年は1年間A級になるので、また戻れるように頑張りたい。今年は3回失格したので、3場所前の京王閣記念の前に、お祓いに行きました。そしたら、その京王閣記念では、準決勝まで勝ち上がることができました。ご利益がありましたね(笑)」

 

次に四日市に来るときは、優勝してガッツポーズをしたいですね

佐藤龍二

佐藤龍二選手(神奈川・94期)

「ケガの後、まだちょっと…という感じ。展開で1着を取らせてもらっている感じです。なので、今年前半のような調子の良さは、まだないですね。前回平塚最終日は、あんなにきれいに決まったブロックはないんじゃないか…というくらいでした。自分で番手を取って出て行って、自分で止めているので、内容的には良かったと思います」

「今回はダービーが懸かっていますし、1班の点数も懸かっています。ダービーは、ボーダーより少し上ですが、僕より下の人の中には、京王閣のグランプリシリーズを走る人がいっぱいいます。なので、しっかり頑張っていきたいですね。来期は初めて1班に上がれるので、出られるレースには全部出たいですね」

 

ところで、佐藤選手のトレードマークというと、1着時のガッツポーズ!
「ガッツポーズは、優勝の時だけでなく、勝ったらしますよ!捨てていいレースは無いと思うので、負け戦でもします。フェンスのところまで来てガッツポーズを見に来てください。テレビでは伝わらないものもあるので」

今シリーズ予選は、片寄選手マークの競走で1着スタート。ところが…、「余裕がなくて、ガッツポーズできませんでした(苦笑)」とレース後。こんなこともあるのですね(笑)。

準決勝で敗退となりましたが、最終日に再び1着。ようやくお得意のガッツポーズも披露!

「今日はガッツポーズできた?そうですね、今日は絶対に勝たなきゃいけないレースだったので、頑張りました。準決勝では先行で9着になってしまったけど、調子は悪くなかったです」

「今年は、平塚準優勝2着でガッツポーズして怒られたことから始まりましたね。その後は、記念で決勝にも乗れたりして、1班の点数を取ることができました。来年は、『強い佐藤龍二』として、1年間走れるようにしたい。次に四日市に来るときは、優勝してガッツポーズをしたいですね」

 

ところで、今年の2月頃、「一つ下の妹がもうすぐ結婚します。その時に弱くなっていたくないので、しっかり頑張りたいですね。『最近、ダメじゃん』て言われないよう。昔は、よくケンカしましたけど」と話していた佐藤選手。
今回聞いてみると、「父親代わりに、僕がバージンロードを歩きました。嬉しかったですね」と、優しい兄の顔でした。

 

今年は落車ばかりで…

好永晃

好永晃選手(佐賀・98期)

「今年は落車ばかりで、第六感が狂ってしまいましたね…。今期は入院ばかりして、ちゃんと練習もできていませんが、また頑張りたいです」

前検日、オシャレな帽子で登場した好永選手。「ぐちゃぐちゃの髪を隠すために被っています(笑)」

「今、子供は1歳になって、今はストライダーもどきに乗っていますよ。英才教育?いや、パパは放置プレーです(苦笑)。顔は、だんだん嫁に似てきました。12月29日(開催2日目)は、嫁の誕生日です。僕が競走のときは、嫁はいつも実家に帰っていますが、その実家に、28日必着で、嫁の誕生日プレゼントを送っておきました」

 

1年でも長く、60歳まで選手をやりたいと思っています

中曽直彦

中曽直彦選手(千葉・74期)

「初日は3番手。最近は3着も多いので、そういう意味では貢献できていると思います。お客様のためにも、3着までに入る競走をすることが、大事だと思います。自分もたまにギャンブルやるので、そういう気持ちはすごく分かります」

前回川崎の補充では、自力を出して1着!
「ライン3番手だったけど、体が勝手に動きました。後ろに赤井学さんも付いていたので、何とかしなくては…という思いもありましたね」

「自分は、サラリーマンからの転職組。高校を卒業して、1年くらい工場で働いていました。なので、世間が厳しいことはよく分かっています。1年でも長く、60歳まで選手をやりたいと思っています。そのために、練習もコツコツやっています」

 

 

<A級>

3連対率74%

江連和洋

江連和洋選手(栃木・76期)

今期の競走得点が、95.02。また、勝率33%、連対率62%、3連対率74%!優勝は2回あり、来期はS級復帰です。

「もう少し前は、もっと連対率が高かったですよ(笑)。調子は変わらずです。ここ2場所、決勝に乗れていないのは、3場所前の久留米準決勝でゴール後落車があって、リズムが良くないから。また、10月宇都宮モーニングは、地元で初のモーニングだったので、どうしても優勝したいと思って走りました。そこに向けて頑張っていたので、その疲れも少し出ているのかな」

江連選手のお弟子さんは、ガールズの青木美優選手。
青木選手は以前、「去年は、師匠が誕生日プレゼントで、ディズニーランドのチケットをくれました。師匠もディズニーが好きなんです(笑)。でも、師匠が好きと言うよりは、小6のお嬢さんが好きなんですけどね」と話していました。

「娘は、今中1。娘は将来、ディズニーランドで働きたいと言っていて、ランドやシーには、これまで一緒に50~60回行っています(笑)。弟子の青木は、今はケガをして休んでいるんですよ。まだ一緒の開催で走ったことがないので、早く走りたいですね」

 

四日市は、今年3回目

谷田泰平

谷田泰平選手(岐阜・93期)

「調子は特に変わらず…ですね。僕の場合は、展開が向けば…という感じですね。S級点は今、ボーダー。勝負駆けなので、少しでも上げておかないといけませんね」

 

前回からギアを変えて色々試しています

松澤敬輔

松澤敬輔選手(宮城・97期)

前回のいわき平準決勝から、ギアを変えたそうです。
「同じ3.92ですが、それまでは「47×12」で、準決勝からは「51×13」。その準決勝では、合わされたとは言え、自分とはかなり点数差がある選手に合わされて8着に負けたもの。ただ、最終日は3着と、準決勝よりは手応えがあったので、今回も微調整をして、「51×13」でいきます。今は、点数もかかっていないので、今回試してみたいです」

冬季移動はせず、練習は地元宮城で行っています。
「宮城で今まで使っていたバンクは、雪も降らないのでよかったのに、今はもうなくなったので、車で1時間かけて、遠い山奥のバンクに行っています。でも、そこは雪が降るので、1月から3月の間は、使えなくなると思います。今は、バンクとウエイトを4:6くらいでやっています。また最近は、出稽古の単発合宿もよく行っています」

 

ダービーファイナリストカップに出場

渡会宏和

渡会宏和選手(愛知・65期)

「今は、井上嵩のフレームを使っています。以前は深谷、金子のフレームも使っていました。自力のフレームの方が、僕は楽なんです」

渡会選手は、来年1月名古屋の、ダービーファイナリストカップに出場(平成9年3月岸和田ダービーで決勝5着)。メンバーは、戸邉英雄選手、太田真一選手、一丸安貴選手、工正信選手、俵信之選手、金古将人選手。どんな競走になるのか楽しみです!

 

自力で気持ちをしっかり出して走りたいです

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西浦仙哉選手(三重・73期)

「前回向日町?いたって普通でした。2日目以降は、若い子がいたので任せましたが、その辺りはこれからの勉強ですね。中間は、普通に練習してきました。調子もいたって普通です。自力で気持ちをしっかり出して走りたいです」

西浦選手のオリジナル自転車です。

西浦仙哉2

「バイクレーサーのバレンティーノ・ロッシのファン。ゴロワーズ仕様です」

 

四日市の正規斡旋は1年半ぶり

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萩原大選手(三重・86期)

「前回佐世保は、成績が伴わなかったけど、感じは悪くなかったので、問題はありません。最終日は、思った感じ通り、自転車は出ていたと思います。今期決勝進出4回?そうですね、練習してきた結果が、ソコソコ出てきているのかなと思います。今年は、気持ちの面でも充実した年でした。もう少し、成績がよかったらな…とは思いますが」

 

自在に何でもやって、バックを踏まないようにしています

佐野雄希2

佐野雄希選手(愛知・91期)

四日市の斡旋は、今年3月以来(補充を除く)。このときの決まり手は『逃:1 捲:6 差:3 マ:1』で、バックは3本。それが今では、『逃:7 捲:6 差:0 マ:0』で、バック10本!自在型から自力型へ戻したような印象です。

「先行、捲りの選手に戻った?いや、そんなことはないです。やっていることは先行選手みたいですが、気持ちの上では、何でもやるという感じです。前回最終日は突っ張った?まぁ、2分戦のときは、突っ張るか、出られたら粘るかですからね」

「自力の決まり手やバックが増えてきたのは、流れに乗れているだけで、別に意識的に増やした訳ではありません。競走では、自在に何でもやって、バックを踏まないようにしています。最近は、ちょっとずつですけど、いい感じで走れていると思います」

 

得意戦法は押さえ先行です

花田将司

花田将司選手(千葉・99期)

「一番得意戦法は押さえ先行。脚質は、地脚系ですね。前回最終日に、小埜正義から借りているフレームを使ったら、いい感じでした。今回もそのフレームで、ハンドル回りだけ換えていきます。なので、新しい気持ちで走れると思います」

「今は、千葉の宮倉勇さんのグループで練習しています。今回来ている中曽さんも一緒です。内藤宣彦さんも、冬季移動で来ています。内藤さんは、会うたびに強くなっていますね(苦笑)」

 

吉田敏洋にセッティングを見てもらいました

吉野猛

吉野猛選手(愛知・74期)

「フレーム規制があるので、半年前から新しいフレームで乗っているけど、全然しっくりこなかった。ただ、前々回の和歌山で、吉田敏洋にセッティングを見てもらったら、前回久留米で久々に予選をクリアできました。この調子で頑張っていきたいです」

 

長男の勝貴は109期生です

中川博文

中川博文選手(福井・61期)

中川選手の息子さんが、109期生として、今競輪学校に在校中。

「長男の勝貴です。学校も冬休みになり、今は実家に帰ってきています。昨日も一緒に練習しました。息子は、どちらかと言えばダッシュ系。今、ちょっと不調です(苦笑)。練習していても、自分のことより、息子のことばかりが気にかかりますね。ただ、息子の存在は、いい励みになっています」。来年の春には卒業し、デビュー。待ち遠しいですね!

ところで、初日予選第3レースには、中川選手の同期3選手が同じレースに乗っていました!
「平坂典也と宮村耕一さんと、同じレースになりましたね。珍しいことです。同期の存在は励みになるし、話すと、つい最近まで競輪学校にいたような気持になりますね。もう卒業して27年にもなるのに(笑)。同期で、現地集合ワンツースリーになったら面白いね(笑)」

 

四日市は、今年3回目の登場

藤田真

藤田真選手(兵庫・89期)

「11月上旬からシューズを変えて、踏み出しは良くなっています。自分の励みになっているのは、娘です。今は、1歳10か月。クリスマスにはサンタさんが、犬のおもちゃを持ってきていました(笑)」

 

次に繋がるように走りたい

藤縄洋介

藤縄洋介選手(兵庫・89期)

「今年は斡旋停止もあり、流れに乗り切れない一年でしたね。冬場は苦手ですが、そうも言っていられません。厳しい戦いが続いていますが、来期はチャレンジなので、次に繋がるように走りたいです」

 

子供が成人するまで、まだまだ頑張りたいですね

平田哲也

平田哲也選手(兵庫・59期)

今期2班に復帰。
「大学3年の息子と、高校2年の娘がいます。子供が成人するまで、まだまだ頑張りたいですね」

 

自在に走っています

宮腰圭祐

宮腰圭祐選手(福井・96期)

四日市は、2012年9月以来、3年3か月ぶりの登場。
「今は、『自力、自在』というより、『自在』に走っています。昨年は、右鎖骨をケガして、ワイヤーを抜くまで自転車に乗れなかったこともありました。病院食が合わず、体重が7~8キロ落ちたけど、もう今はベスト体重です」

 

先月大垣では、3年半ぶりの決勝進出

永原徹

永原徹選手(富山・87期)

「先月大垣では、久しぶりに決勝に乗りました。3年半ぶり?そうですか!優勝した土岐(幹多)は、アマチュアのときから知っています。ちゃんと先行選手を残したり、僕ができない横の動きができるレーススタイルには尊敬しています。僕は、落ち着きないですから(苦笑)」

「今年は6月に斡旋停止になって、そのとき練習した分ぎっくり腰になってしまって…。7月末の和歌山で復帰して、8月からだんだん上がってきました。ほぼ、前の人のお蔭ですけどね」

ニックネームは『106』だそうです。
「名前との語呂合わせで、106=とおる。ブログで使ったものですよ。でも、後輩の竹澤浩司には、『それだったら、“とおる”じゃなくて“とおろ”じゃないですか?』って、めっちゃ突っ込まれましたよ(笑)」

 

ところで、前検日、柴田祐也選手と、スーツも靴も同じだった永原選手。

永原徹2
「柴田が、以前カッコいいスーツを着ていたので、僕も同じようなのを買ったんだけど、まさか靴まで同じとは(笑)。漫才コンビみたい!?(笑)」

 

脚が上がってきた感じがあります

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柴田祐也選手(岐阜・94期)

今年は、9月和歌山で念願のデビュー初V。また11月にも優勝を飾り、好調ぶりを発揮しています!

「9月和歌山で初優勝したときは、運がよかった。でも、その辺りから、脚が上がってきた感じがありますね。10月高松の決勝では、半信半疑で踏んで2着でした。もう少し自分を信じて仕掛けていれば、よかったかな。ここ2場所は準決勝で飛んでしまっているけど、とにかく後手を踏まないようにしています」

ところで、柴田選手の師匠、本村隆文選手が、今年の始めに丸刈り頭になっていましたが…。
「師匠が丸刈りになったのは、去年の僕の成績が悪かったから。今年は、そうならずに済みそうです(笑)」

 

今年結婚してパパになりました

小林豊

小林豊選手(広島・62期)

「一旦チャレンジに落ちたけど、今はちょっとずつ点数が上がっています。色々考えながらやるのは楽しいですね」

「今回は中15日あって、練習を一杯やったら、疲れて腰を痛めてしまいました(苦笑)。ここに来る前は、少し休養を取りました。ナイター対策として、僕はカイロとストッキングを持ってきています」

小林豊2

今回の小林選手の持参物の一部。カイロ、パンスト、そして茶色い物体は…「う○ち」そっくりのおもちゃ(笑)。

「以前まで、検車場で選手たちを驚かそうと、ゴキブリのおもちゃを持っていました。ただ、使ってポケットに入れたまま、なくしてしまい、15匹いたゴキブリは、全ていなくなってしまいました(笑)。そのうちの1匹は、工正信さんに取られました(笑)。今回はう○ちのおもちゃを持ってきました。おもちゃは全部ネットで購入し、送料込みで1480円。結構かかってますよ(笑)」

検車場では、記者さん達を驚かそうと試みていましたが、記者さん達は全く動じてくれませんでした…(^-^;

 

ところで、そんな茶目っ気たっぷりの小林選手。今年3月、50歳で結婚されました!

「今年3月に結婚(初婚)して、7月に子供が生まれました。男の子です。これまでは競輪一筋で、結婚には興味がなかったんですが…。去年は3班に落ちて、選手を辞めようと思った時期がありました。その頃に嫁と知り合い、こうして子供もできたので、今は初心に帰ったつもりで頑張っています」

「選手は、みんなそうだと思うけど、そのときの気持ちがレースに出るので、今は気合いも入って、また頑張って上を目指そうという気持ちになってきました。同年代は引退して辞めていくころだけど、僕には生まれたばかりの子供がいるから、まだまだ頑張らないと。今の目標は、70歳まで選手を続けること。もう一つは、S級1班に戻ること。同年代の選手にも、夢を与えなくちゃね」

 

四日市は、ちょうど1年ぶりの登場

足達重満

足達重満選手(長崎・80期)

昨年の12月四日市では、九州の後輩の番手から追い込んで優勝、300勝を達成しました。優勝後には、「四日市のお客さんは温かい。レース前には『あだち~!』と声援をいただきました」と話していたのが印象的でした。

今シリーズ前検日には、「ちょうど1年ですね。いっとき調子を落としていたけど、今は回復傾向なので、今回はいいと思います。悪かったときは、特に要因はなく、単にムラがあっただけですね。S級点も懸かっているので、しっかり走りたい」と、意欲を燃やしていました。

初日は、後輩の山口幸太郎選手の先行にマークして、「山口君は、ダッシュも掛かりもよかった」と、上々の1着スタート。準決勝では、前が捲られたものの、さすがの立ち回りで2着で、順当に決勝進出。決勝でも人気の中心に。期待が集まりましたが、山口選手との連係が外れ…、着外に終わりました。ただ、S級点の懸かった師走は、連続決勝進出で締めくくりました。

 

 

次回も四日市競輪にご期待ください。

新・谷ブログ 谷友梨子