鹿児島でツル2羽陽性反応 鳥インフル、遺伝子検査で
2016/11/20
鹿児島県は19日、同県出水市のツルのねぐらから18日に回収された死んだナベヅル2羽を遺伝子検査した結果、うち1羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。また19日に回収された1羽からも遺伝子検査で陽性反応が出た。いずれも鹿児島大学で高病原性の鳥インフルエンザかどうか調べる確定検査を実施している。同市では18日にも高病原性のウイルス(H5N6型)の検出が確認された。
回収された3羽とも、簡易検査では陰性だった。陽性反応が出た2羽のうち1羽は、18日にウイルスの検出が確認された水の採取地付近で見つかり、もう1羽はこれらとは別のねぐらで見つかった。このほか死んだオナガガモ1羽も19日に回収されたが、陰性だった。
県は19日、水の採取地点から半径3キロ圏内にある15カ所の養鶏農場に立ち入り検査を実施したが、いずれの農場でも鳥インフルエンザに感染しているような異常はなかったという。
周辺は国内最大のツルの越冬地として知られる。環境省は、ウイルスが検出された水と陽性反応が出たツルの回収地点からそれぞれ10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定している。
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