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今回も引き続き「柿 カキ」についてのご案内です。
カキについて何かの参考になれば幸いです。
カキは昔、信仰生活と深い関係がありました。
現在でも神への供物としてカキの実や、くし柿(干し柿を串に刺したもの)を供える神社が多くあります。
正月には神棚にこれを供える風習はひろく、年明けには必需品とされています。
農家では成木責(なりきせめ)と言って、果樹の豊作を予祝(前祝いする)行事も、大抵の場合はカキの木を対象として行われてます。
柿 カキ
〔柿の品種〕
カキは多くの品種があり、日本全国に広く栽培されているものや、地方の品種として知られているものなどと様々です。
またカキには甘ガキと渋ガキがあり、果実としての利用価値は高いです。
しかし、カキによっては品種が分かりづらいものもあります。
すなわち品種がはっきりしないものは、種子の有無や渋抜けなどを参考に分類することもあります。
利用価値の高いものの例としては富有や次郎などが有名です。
その他にも正月、甘百目( あまひゃくめ )、禅寺丸などがあります。
そのほかに紋平、衣紋などがあります。
甘ガキは御所型と御所型以外のものとに分別されるが、甘ガキとして代表的な富有、次郎などは御所型に属し、このほかにも御所、天神御所、花御所、晩御所などがあります。
甘ガキの生産量の半分以上は富有が占め、次に次郎となっています。
渋ガキの代表的なものは西条、平核無、会津身不知、愛宕、堂上蜂屋などです。
そのほか、大和百目は山梨、四ッ溝は静岡、葉隠は福岡とそれぞれ知られています。
〔渋抜き〕
カキの渋味は、タンニンの細胞が破壊されて、その破壊された細胞が流出することによって感ずるのである。
甘ガキや渋ガキの熟したものが渋くないのは、タンニン細胞の内容物が不溶解の状態のまま硬化するためである。
甘ガキは、実の中に胡麻が生じて渋くないのは、タンニン細胞の内容物が硬化して褐変(かっぺん)したものと考えられる。
渋抜きの方法は、
アルコール、湯抜法、炭酸ガス(ドライアイス)、エチレンガスなどを利用する方法がある。
以上が「カキ」についてのご案内でした。
ご覧いただきありがとうございました。