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【グランパス】

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15日開かれた、パートナー報告会で壇上に整列した名古屋グランパスの選手たち=名古屋市西区で(長森謙介撮影)

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15日開かれた、パートナー報告会で壇上に整列した名古屋グランパスの選手たち=名古屋市西区で(長森謙介撮影)

 J2に降格した名古屋グランパスの契約更改交渉が、例年以上に難航している。今季で契約が切れてクラブが延長オファーを出した8選手のうち、残留の意思を固めたのは楢崎と矢田だけ。永井、川又ら主力が移籍する可能性もあり、来季の選手編成は不透明。ただ、川崎の風間八宏監督(55)の就任が決定的となり、選手の引き留めへ追い風も吹き始めた。21日は休養日だった。 「選手はちゃんとそろうんでしょうか…」。ある中堅選手が不安そうにつぶやいた。闘莉王を含む10選手の退団が決まり、MFハ・デソン、DFオーマンの退団も確実。一方で現時点で新加入が決まっているのは、新人の4人と広島の佐藤のみだ。 退団選手をのぞき、今季限りで契約が切れるのは楢崎、矢田、川又、扇原、松田、小屋松、田鍋、杉森の8人。楢崎と矢田は残留宣言したが、ほかの6人は態度を保留。特に川又は新潟など複数クラブからオファーを受け、流出が濃厚だ。小屋松、松田、杉森にも興味を示すクラブがあり、移籍の可能性は低くない。 最大の注目は永井の動向だ。契約は来夏まで残すが、FC東京が獲得に動いている。グランパスからは半年間の契約延長オファーを受け、「飲めないと伝えました」と拒否。クラブは提示の見直しを検討しているが、複数年契約で誠意を見せなければ流出は確実だ。(11月22日)

 

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