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【ドラニュース】

笠原、プロでも“初物”コレクター

2016年11月22日 紙面から

新潟市の街並みをバックに笑顔を見せる新潟医療福祉大の笠原=新潟市のホテルイタリア軒で(武藤健一撮影)

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 中日は21日、ドラフト4位で指名した新潟医療福祉大の笠原祥太郎投手(21)と新潟市内のホテルで入団交渉を行い、契約金4000万円、年俸800万円で仮契約した。同大野球部1期生で新潟県内の大学から初めてプロの門をたたく笠原は、プロ初登板や初勝利を12球団ルーキーで1番乗りを目指す意欲を見せた。(金額は推定)

 初物づくしにこだわる。ルーキーなら、いち早く1軍で活躍したい。その思いは笠原も同じ。その上でさらなる高みを見据えた。12球団のルーキーで初登板、そして初白星1番乗りだ。

 緊張にほおを少し赤らめた。控えめな口ぶりながらもプロへの決意を新たにした。「できるだけ早く1軍で活躍できるピッチャーになりたい。早く初登板して、初勝利も早くできたら」

 「初」そして「1番」に縁がある。笠原は理学療法士を目指して新潟医療福祉大に進学。新潟・新津高3年の夏に敗れた新潟明訓高の佐藤和也監督(60)が入学後に創部される同大硬式野球部の監督に就任すると知り、同大の野球部1期生となった。10月のドラフト会議では新潟県内の大学から初めて指名。「創部1年目の野球部員とか、新潟で初めてのプロ野球選手とか巡り合わせみたいな感じはある。そういうプレッシャーもあるけど誇りもあるので」とプライドをのぞかせた。

 

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