韓国と日本は軍事や北韓に関する情報を交換する軍事情報包括保護協定に、早ければ23日にも、ソウルで正式署名する見通しです。
韓国国防部の関係者が21日、明らかにしました。
この関係者は、22日に閣議決定、大統領の裁可を経て、23日にソウルの国防部庁舎で正式署名することになるとしました。
署名は韓民求(ハン・ミング)国防長官と長嶺安政駐韓大使が交わします。
両国は早ければ今週から北韓に関する各種の軍事情報を交換することになります。
一方、韓国では日本との軍事分野の協力について警戒する世論も大きく、世論調査機関の韓国ギャラップの調査では、59%は日本との軍事分野の協力を強化すべきでないと答え、協定が韓国の安全保障に役立つとする答えは31%にとどまりました。