最近、めっきりブログがおもしろくなって、ひきこもっていたのが、親友Aちゃんにバレた。
「ひきこもってないで、今度の週末に知り合いのパーティがあるから参加しろ!」
そして、その時ついでに、
「最近デートしてる人を紹介したいの。へへへ。」
とのこと。
ほほ〜。
最近デートし始めたのは、聞いてたけど、このままいけば、『つきあう』ことになるのかな。
ここら辺がちょっと日本と違って混乱するんだけど、例えば日本だと、恋愛成就のプロセスとして、
いいなと思う人ができる
↓
とりあえず『告白』もしくは様子をみて自分の気持ちに確信を持ったら『告白』
↓
相手がOKならつきあう。ダメなら、あきらめる、もしくは、引き続きアタック
↓
OKの場合、その時点で、『カップル』誕生 。パチパチパチ
ってな感じかと。
こっちではどうも、
いいなと思う人ができる
↓
連絡先の交換。そして、どちらかが『デート』に誘う
↓
OKならデート(これには『あんなこと』や、『こんなこと』も含まれる)
ノーなら、そこで引くなり、再チャレンジなり
↓
デートを繰り返し、関係が続けば、どっかの時点で『カップル』に。
「なんか違ったかも」の場合、そのように申し立てて終了したり、自然消滅したり、友達に戻ったり。
今度会うAちゃんのその人も、『今、デートしている人』っていう扱いなのだ。
つまり、まだ、『カップル』ではない。
『デートしてる』関係から、『カップル』に変わる瞬間がいまいち曖昧でねえ。
「デート」してる、っていうから、「あの、ボーイフレンドどうした?」
とか聞くと、
「ボーイフレンド?まだ、そこまでじゃないよ〜」
って怪訝な顔されたりする。
まあ、今までまわりから聞いた話で察するに、こっちのシステムではデートを重ねていくうちに、
- 相手の友達に紹介される
- パーティ等で多数の友達に紹介される
- 人前でスキンシップ
- 未来の話をする(夏に旅行行こうね、とか)
- 家の鍵を渡す
などを経て、本人たちとまわりの人々に『カップル』と認識されていくようだ。
まあ、人によっては、自分で電話番号聞いといて、コーヒー飲んだり、お酒飲んだりは、デートに入らないって人もいたり、認識の違いでいろいろゴタゴタしやすいんだが。
でも、よーく考えたら、ある意味このシステム、意外と合理的かも、と。
日本式だと、とりあえずでかいハードルの『告白』をしなくちゃ始まらないし、告白された相手も、イエス=カップルとしていきなり成立、って、けっこうなリスクなんじゃないのか、と。
日本人ってけっこう慎重派なイメージだけど、なんでそこだけ、チャレンジャーなんだろ?
ああ、でも、
「『カップル』認定されないと、『あんなこと』や『こんなこと』はしませんよ!」
ってことで、ある意味、慎重なのか、、、?
なんにせよ、このシステムのせいか、年を取っても、くっついたり離れたり、皆さん恋愛に忙しい。
私が結婚してる間に、元旦那のお母さんも、いれかわりたちかわりボーイフレンドがいた。2度目の東京滞在には、当時の彼氏連れて来たし。
還暦過ぎてたけど、恋愛話聞かせてくれてる時は、まるで女子高生のようで、羨ましかったわ。
やっぱり、『告白』のハードルが高すぎるんじゃなかろうか?
30歳も過ぎると、告白自体のハードルの高さに加え、砕け散った場合のインパクトが恐ろしすぎて、手も足も出ない。
でも、そもそも日本で、「今度、デートしませんか?」って言わないよなあ。
お見合いとか、マンガでしか聞かないセリフだもんなあ。
と、まったくデートに縁のない私が、無意味にデートについて考えてみた。