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カナダで私も考えた(`・ω・´)

ごくごく普通の中年シングルマザーが、カナダで出くわす、ハテナ?な日常。

デートの立ち位置

カナダ生活 愉快な仲間たち

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最近、めっきりブログがおもしろくなって、ひきこもっていたのが、親友Aちゃんにバレた。

 

「ひきこもってないで、今度の週末に知り合いのパーティがあるから参加しろ!」

  

そして、その時ついでに、

 

「最近デートしてる人を紹介したいの。へへへ。」

 

とのこと。

 

  

 

ほほ〜。

 

 

 

最近デートし始めたのは、聞いてたけど、このままいけば、『つきあう』ことになるのかな。

 

 

 

ここら辺がちょっと日本と違って混乱するんだけど、例えば日本だと、恋愛成就のプロセスとして、

 

 

 

いいなと思う人ができる

とりあえず『告白』もしくは様子をみて自分の気持ちに確信を持ったら『告白

相手がOKならつきあう。ダメなら、あきらめる、もしくは、引き続きアタック

OKの場合、その時点で、『カップル』誕生 。パチパチパチ

 

 

ってな感じかと。

 

 

 

こっちではどうも、

 

いいなと思う人ができる

連絡先の交換。そして、どちらかが『デート』に誘う

OKならデート(これには『あんなこと』や、『こんなこと』も含まれる)

ノーなら、そこで引くなり、再チャレンジなり

デートを繰り返し、関係が続けば、どっかの時点で『カップル』に。

なんか違ったかも」の場合、そのように申し立てて終了したり、自然消滅したり、友達に戻ったり。

 

 

今度会うAちゃんのその人も、『今、デートしている人』っていう扱いなのだ。

つまり、まだ、『カップル』ではない。

 

 

 

『デートしてる』関係から、『カップル』に変わる瞬間がいまいち曖昧でねえ。

 

 「デート」してる、っていうから、「あの、ボーイフレンドどうした?」

 

とか聞くと、

 

「ボーイフレンド?まだ、そこまでじゃないよ〜」

 

って怪訝な顔されたりする。

 

 

 

まあ、今までまわりから聞いた話で察するに、こっちのシステムではデートを重ねていくうちに、

 

  1. 相手の友達に紹介される
  2. パーティ等で多数の友達に紹介される
  3. 人前でスキンシップ
  4. 未来の話をする(夏に旅行行こうね、とか)
  5. 家の鍵を渡す

 

などを経て、本人たちとまわりの人々に『カップル』と認識されていくようだ。

 

まあ、人によっては、自分で電話番号聞いといて、コーヒー飲んだり、お酒飲んだりは、デートに入らないって人もいたり、認識の違いでいろいろゴタゴタしやすいんだが。

 

 

でも、よーく考えたら、ある意味このシステム、意外と合理的かも、と。

 

 

日本式だと、とりあえずでかいハードルの『告白』をしなくちゃ始まらないし、告白された相手も、イエス=カップルとしていきなり成立、って、けっこうなリスクなんじゃないのか、と。

 

 

日本人ってけっこう慎重派なイメージだけど、なんでそこだけ、チャレンジャーなんだろ?

  

 

ああ、でも、

 

「『カップル』認定されないと、『あんなこと』や『こんなこと』はしませんよ!」

 

ってことで、ある意味、慎重なのか、、、?

 

 

 

 

  

なんにせよ、このシステムのせいか、年を取っても、くっついたり離れたり、皆さん恋愛に忙しい。

 

 

私が結婚してる間に、元旦那のお母さんも、いれかわりたちかわりボーイフレンドがいた。2度目の東京滞在には、当時の彼氏連れて来たし。

 

還暦過ぎてたけど、恋愛話聞かせてくれてる時は、まるで女子高生のようで、羨ましかったわ。

 

 

 

やっぱり、『告白』のハードルが高すぎるんじゃなかろうか?

 

 

30歳も過ぎると、告白自体のハードルの高さに加え、砕け散った場合のインパクトが恐ろしすぎて、手も足も出ない。

 

 

 

でも、そもそも日本で、「今度、デートしませんか?」って言わないよなあ。

 

お見合いとか、マンガでしか聞かないセリフだもんなあ。

 

 

 

と、まったくデートに縁のない私が、無意味にデートについて考えてみた。