トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】

どうなる選手編成 契約延長8人中6人が態度保留

2016年11月22日 紙面から

 J2に降格した名古屋グランパスの契約更改交渉が、例年以上に難航している。今季で契約が切れてクラブが延長オファーを出した8選手のうち、残留の意思を固めたのは楢崎と矢田だけ。永井、川又ら主力が移籍する可能性もあり、来季の選手編成は不透明。ただ、川崎の風間八宏監督(55)の就任が決定的となり、選手の引き留めへ追い風も吹き始めた。21日は休養日だった。

 「選手はちゃんとそろうんでしょうか…」。ある中堅選手が不安そうにつぶやいた。闘莉王を含む10選手の退団が決まり、MFハ・デソン、DFオーマンの退団も確実。一方で現時点で新加入が決まっているのは、新人の4人と広島の佐藤のみだ。

 退団選手をのぞき、今季限りで契約が切れるのは楢崎、矢田、川又、扇原、松田、小屋松、田鍋、杉森の8人。楢崎と矢田は残留宣言したが、ほかの6人は態度を保留。特に川又は新潟など複数クラブからオファーを受け、流出が濃厚だ。小屋松、松田、杉森にも興味を示すクラブがあり、移籍の可能性は低くない。

 最大の注目は永井の動向だ。契約は来夏まで残すが、FC東京が獲得に動いている。グランパスからは半年間の契約延長オファーを受け、「飲めないと伝えました」と拒否。クラブは提示の見直しを検討しているが、複数年契約で誠意を見せなければ流出は確実だ。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ