どうも、Glocal Lifeです。
今回の記事では、ニートという言葉を毛嫌いする人のために
代わりの言葉を考えてみました。
ニートという存在すべてを毛嫌いする人が多い
私はphaさんの本を読んでから
「ニートっていう生き方も全然悪くないじゃん」と思ってるんですが、
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
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日本の友達と話すと、
ニートという存在すべてを毛嫌いする人が多いようだ。
そういう人間は、単に自分の生き方に自信がないだけではと思う。
自分が幸せじゃない人に限って、他人の生き方に文句つけたりする。
収入もミニマムで、自由な時間を楽しんで暮らす
まあ、流石にそんなに毛嫌いされる言葉を使うのもどうかなと思って、
他のぴったりする言葉を探してるのだが、
phaさんみたいな生き方は、
今の所の候補は「持たない幸福」という面で、
ミニマリストなのかな?
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
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ミニマリストの意味を敷衍させて、
収入もミニマムで、
自由な時間を楽しんで暮らすという意味も持たせられないかな?
phaさんの「持たない幸福」という本を
紹介した記事はこちらです。
「シンプル・ライフ」と「ミニマムライフ」の違い
そういえば、一時「シンプル・ライフ」という言葉も流行ったけど、
「ミニマムライフ」に一掃されてしまった気がする。
私は「シンプルな生活」って感覚は結構好きだけど、
なんかいろいろ細かい違いがあったらしい。
ミニマリストとシンプリストの違いは、
こちらの記事は分かりやすかったです。
隠居は閉じた生活のイメージがある
または大原扁理さんが使っている
「隠居生活」っていう言葉がいいのかな?
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ソローや吉田兼好に憧れているので、
確かにああいう隠遁生活には惹かれるんだけど、
どうも隠居っていう言葉が閉じた生活のイメージがあるな。
静かに暮らしたいとは思うけど、
シェアハウスとかで住むなら、隠居って感じがしない。
「Free Range Humans」が一番納得がいく
一番納得がいく言葉は、
こちらの英語の本で使っている「Free Range Humans」かもしれないな。
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「Free Range」は「放し飼い」と訳されているんだけど、
籠に閉じ込められている家畜に対して
「動ける範囲が自由である」ということだ。
上記の本では、
「career-cage」(キャリアに閉じ込められている)の対比語として
使われている。
「Free Range Humans」に関する
英語のブログは、こちらです。
ニートを嫌悪する理由
まあ、さすがに自分の生活費を
100%他人に頼っているのは、どうかと思うが、
バイトなどで食いつなぎ、
自由気ままな生活をするのは、
別に他人に迷惑をかけていないのだし、
誰にも文句を言われる筋合いはないと思う。
他人に迷惑をかけることは悪か?
他人に迷惑をかけることを必要以上に嫌悪する社会は
病んでいると思う。
そもそも人間は他人に迷惑をかけずに生きることはできない。
お互いに支え合って生きることこそ人間の本質だ。
人がニートを嫌悪するのは、
成人後も親のスネをかじっているからだが、
それはある意味、
「甘えれらない人間」のの嫉妬の裏返しであり、
「自分の弱さを受け入れられない人間」の
過剰な防御反応としての他者への攻撃ではないかと思う。
3つの呼称の可能性
という訳で、今回の記事では、
ニートの代わりの言葉を考えてみました。
可能性としては、以下の3つの呼称です。
1)ミニマリストの意味を敷衍させて、
収入もミニマムで、
自由な時間を楽しんで暮らすという意味も持たせる。
2)大原扁理さんが使っている「隠居生活」も悪くないが、
閉じた生活のイメージがあるので、
シェアハウスとかで住むなら、
隠居って感じがしないかもしれない。
3)私が現時点で一番納得がいく呼称は、
「Free Range Humans」(自由に動ける人間)かもしれない。
「career-cage」(キャリアに閉じ込められている)の
対比語として使われている。
多様な意見の一つとして、
少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。
これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。