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秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

なぜ一流のリーダーは「孤独」を愛するのか

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第43回】 2016年11月22日
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職場で「孤独なのは自分ぐらいだ」と思いながら、日々の仕事に邁進していませんか?

 「職場で孤立しているような気がする」
「誰も理解してくれず孤独を感じる」
「孤独なあまり仕事が手につかない」

 皆さんは、そんな気持ちになったことはありませんか?

 「孤立」と「孤独」──。職場で「孤立」してしまうと、「裸の王様」になってしまい、仕事がうまく進まなくなっていきますが、「孤独」を感じながら仕事をすることは、ある意味、「リーダーの宿命」とも言えます。

 なぜなら、ポジションが上がれば上がるほど、孤独になっていくものだからです。秘書も同様に、上司が昇進すればするほど、孤独になっていく運命共同体です。

 一流のリーダーは、「孤独」を唯一無二の親友のように受け入れ、「孤独」を愛しています。

「孤独」と
どう向き合うか?

 「孤独」とどう向き合うか。これは、部下を持つリーダーであれば、きっと一度は考えたことがあるテーマではないでしょうか。

 職場で「こんなに孤独な人を見たことがない」と思えるほど、深い孤独感を持って仕事をしている人を見かけたことはありませんか?

 もしかしたら、ビジネスエリートの皆さんご自身が、「こんなに孤独なのは自分ぐらいだ」と思いながら、日々仕事に邁進していらっしゃるかもしれませんね。

 ここで、社内で重要な案件に関して意思決定をする場合を考えてみましょう。

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能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

「秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香」

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