住宅に高齢男女の遺体 死因や経緯を捜査

21日、東京・板橋区の住宅で高齢の男女2人の遺体が見つかり、警視庁はこの家に住む90代の夫婦と見て確認を進めるとともに、死因やいきさつについて調べることにしています。
21日午後4時半すぎ、板橋区の交番に区の職員から「連絡が取れない家庭があるので、一緒に安否の確認に来てほしい」と通報がありました。

警察官が、区の職員と東京・板橋区常盤台1丁目の住宅を訪れたところ、2階のリビングで高齢の男女2人の遺体が見つかりました。いずれも室内着で目立った外傷はなく、布団にうつぶせの状態で倒れていて、死後4日ほどが経過していると見られるということです。また、玄関の鍵はかかっていませんでしたが、室内に荒らされた跡はなかったということです。

警視庁によりますと、この家には90代の夫婦が暮らしていますが、2人とも連絡が取れていないということで、警視庁は死亡したのはこの夫婦と見て確認を急ぐとともに、死因や死亡に至ったいきさつについて調べることにしています。