- 本番をイメージしながら何度も何度も練習を重ね、小さな自信を積み重ねていくこと。
- 最後は覚悟を決めて開き直ること
僕はサンドアーティストとして舞台に立つお仕事や、人に教えたり個展を開催していますが、その際、まだイベントなどの当日を迎える前から不安を覚えたりします。
人がこなかったらどうしよう
失敗したらどうしよう
観客を楽しませることができなかったらどうしよう
もう「どうしよう」が付きまとう。
人前で何かをすることに慣れていても、不安というのはふとした瞬間にやってくる。
札幌でのステージでもそう。
約1ヶ月前は不安を覚えていた。
しかし毎日何度も練習を重ね、自分の気持ちのなかで「これで大丈夫やろ」と納得したら、不安はいつの間にかなくなっているから不思議なものだ。
確かに心のどこかで開き直っている面もあるかもしれないが、不安を取り除くために毎日何度もヘトヘトになるくらい練習を重ねることで、本番への楽しみや自信がついくいくものなのだ。
不安を取り除くために行っている2つのこと
世の中にはいろんな不安がある。
僕のように大きな舞台を控えていたりとか、失敗したらマジでカッコ悪いステージだったりとか。
またはお金の心配だったり対人関係だったり行き先不透明な社会に対してだったり、生きていれば不安は必ずついてくる。
10年前はお金と対人関係のことで常に不安が付きまとっていた。
人の優しさと冷たさを同時に体験した時期だったし、お金もほんとなかったら明日を生きることに希望を見出すことができなかった。
対人関係やお金の不安については、カテゴリー「人生相談」のなかの記事を読んでいただいたら僕の過去のことが書かれてあるので、興味のある方は読んでいただければと。
ただ今回は未来に大きな舞台とかプレゼンとかといった、大勢の前で何かをする場合の不安についてのお話しになる。
何度も練習をして自信をつけていく
不安を取り除くには、やはり何度も練習を重ねて自信をつけていくのが一番だと感じている。
同じことを何時間も繰り返すわけだから、当然飽きもあるし体力的にも疲れる。
描けているのに、描いても描いても不安を拭い去れないときもある。
だけど翌日になると昨日よりも不安が減少していることに気がつく。
その理由について考えてみると、何度も描くことで少しずつ自信がついているのだと思う。
毎日の積み重ねで人から信用(信頼)されていくように、毎日本番を想定して同じことを繰り返していくことにより、それがやがて自信へと繋がっていくのだ。
開き直りも大切
いつまでも「○○したらどうしよう」ではいざ本番に予期せぬアクシデントを招きかねない。
たとえば緊張からくる身体の震え。
僕なんかの場合だと、身体の震え、指の震えは指先で絵を描くので致命傷となる。
だからわざと「これだけ練習したのだ。大丈夫だ。本番では楽しみながらやりきるぜ!」と開き直るようにしている。
細かい作業なので、本番では冷静さが要求される。
高揚すぎてもいけない。
ちゃんとBGMを聴いて、それに合わせて指で砂を動かし物語をつくりあげていくことだけに集中する。
でもね、大勢を前にすると緊張するなと言っても大抵の人は緊張するもの。
僕も含め、緊張して普段どおりの動きができないこともある。
普段であれば100のチカラが出せても、本番だと70しか出せない。
そんなときもある。
人それぞれだけど、だからこそ僕は最後は開き直ってしまう。
身体をリラックスさせて、100に近づけるために。
本番前は一人になりたい人もいるけど、僕はスタッフの人たちと雑談をしたりして笑っている。
そのほうがリラックスできて、本番でもうまくいくから。
だけどこればかりはほんと人それぞれだから。
ただ僕の場合は、
- 本番をイメージしながら何度も何度も練習をして、小さな自信を積み重ねていくこと。
- 最後は覚悟を決めて開き直ること
で不安を取り除いている。
こんな方法もあるので、何かの参考になればいいかなと思う。
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