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現代の名工東海3県から24人
11月21日 09時59分
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伝統工芸から先端の工業技術まで、ものづくりの分野で特に優れた技を持つ「現代の名工」に、愛知・岐阜・三重の3県から合わせて24人が選ばれました。
「現代の名工」は優れたものづくりの技術を多くの人に知ってもらい受け継いでいこうと、厚生労働省が職人や技術者を毎年、表彰しているものです。
今年は東海3県では、愛知県で19人、岐阜県で2人、三重県で3人が選ばれました。
このうち名古屋市名東区の後藤淑子さん(74)は、半世紀にわたって着物の縫製に携わってきました。
着る人の体型に合わせ、体になじむ独自の縫い方で着物を美しく仕立てる和裁士の第一人者です。
和裁士を育成する専門の学校を作り、若い人たちに和裁の技術を伝えるとともに、着物を通して日本の伝統や文化の継承にも力を入れています。
後藤さんは「和服は世界に誇れる伝統衣装なので、受け継いでいかなければならない。今後は着た時の姿は変わらないがもっと楽に着られる着物を見いだしていきたい」と話しています。
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