プロ野球 広島「地域の支援に感謝」市に5億円寄付
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プロ野球、広島は25年ぶりのリーグ優勝を後押ししてくれた地域の支援に感謝したいとして、広島市に5億円を寄付しました。
広島は今シーズン25年ぶりのリーグ優勝を果たし、「長年応援してくれた地域の皆さんに恩返しがしたい」として、広島市への寄付を検討してきました。市と協議を進めた結果、5億円を寄付することが決まり、21日広島市に寄付しました。
広島市では5億円のうち4億円を、西区の「広島西飛行場」跡地に計画されている少年野球などができるスポーツ広場の整備に活用し、1億円を原爆ドームの保存にあてることにしています。
広島は、ことし2月、前田健太投手の大リーグ移籍で受け取った譲渡金から、キャンプ地の宮崎県日南市と沖縄市にそれぞれ1億円を寄付していて、今回の広島市への寄付にも、譲渡金の一部があてられました。球団から広島市に対して億単位の寄付が行われるのは、初めてだということです。
広島市では5億円のうち4億円を、西区の「広島西飛行場」跡地に計画されている少年野球などができるスポーツ広場の整備に活用し、1億円を原爆ドームの保存にあてることにしています。
広島は、ことし2月、前田健太投手の大リーグ移籍で受け取った譲渡金から、キャンプ地の宮崎県日南市と沖縄市にそれぞれ1億円を寄付していて、今回の広島市への寄付にも、譲渡金の一部があてられました。球団から広島市に対して億単位の寄付が行われるのは、初めてだということです。
市長「スポーツ発展と原爆ドーム保存に活用」
広島市の松井市長は、球団から5億円の寄付を受けたことについて「市民を代表して心から感謝申し上げます。ことしは、カープが25年ぶりにリーグ優勝した記念すべき年であるとともに、アメリカのオバマ大統領の広島訪問が実現した歴史的な年であり、スポーツと平和に対する市民の思いは非常に高まっています。スポーツの発展と原爆ドームの保存のために有効に活用させていただきます」とコメントしています。