こんにちは。雪山田です。
日増しに寒さが加わっていきます。朝起きて、布団から出たくない・・・ということも増えていきますが・・・冬といえば雪の季節です!
師走を前にして、早いところでは11月下旬からオープンするゲレンデもちらほらとあるようですね。
私はいつしかスノーボードにハマり始め、毎年冬を待ち遠しく感じています。そして、上達していくに連れて、ただ滑るだけでは物足りなさを感じるようになってきます。これを読んでいる人の中にも「とりあえず滑れるようにはなったけど・・・」という方、結構いるのではないでしょうか?
私自身もスノーボードの世界に足を踏み入れたあと、物足りなさを感じるようになった結果、カービングターンの追究にとてもハマってしまいました。
そこで今回は、私が得意とする”カービングターン”をテーマにその練習に最適な「バーン」があるおすすめのゲレンデを厳選して紹介したいと思います!
選定基準は以下の4つ。この4つの要素を総合的に勘案して紹介していきたいと思います。
[4つの選定基準]
①カービングターンの練習に最適な程よい斜度があるか
②他のお客さんのカービング度合い
③滑走効率はよいか(ループのしやすさ)
④スキー場の混み具合
それでは早速いってみましょう!
1.グランドサンピア猪苗代リゾートスキー場(福島県)
リフト2本を乗り継いで滑る「猪苗代リゾートスキー場」は私がバッジ1級をとった思い出のゲレンデです。周辺の地形の影響から視界の悪い日がありますが、「①クリフサイド・コース」「②レイクビュー・コース」は斜度加減が絶妙でカービングターンの練習に最適です。インストラクターの方々はもちろん、他のお客さんも紳士的な方が多く、落ち着いた雰囲気があるゲレンデです。また、他と比べて料金がお手頃なのも良いですね!
他のゲレンデと比較すると非常に検定開催回数が多いことも隠れたポイントですね
【営業開始日】
平成28年12月17日(土)
【公式サイト】
2.ハンターマウンテン(栃木県)
引用:https://snow.gnavi.co.jp/guide/htm/r0067gc1.htm
「ハンターマウンテン」は魔物級に激ウマなボーダーをはじめ、かなり手練なボーダーの割合が多く、刺激をもらえる素晴らしいゲレンデです。ただスキルを向上するだけではなくて、検定用の練習にもとてもおすすめです。リフトをぐるぐると回せるので効率良く練習できるのもポイント。
全体的にバーンがフラットで凸凹が少ないので、滑っていて気持ちがいいのもポイントが高いですね。ただ、関東圏から最も近いゲレンデの1つになるので、土日は非常に混雑しているので注意です!
【営業開始日】
2016年12月3日(土)
【公式サイト】
3.グランディ羽鳥湖(福島県)
引用:http://hatoriko.com/slope-guide/course/
私は、この「グランディ羽鳥湖」で「踏む」「ターン後半の板の走り」という滑りのコツを掴みました。雪面の凸凹が少ないため安心して滑れるからなのか・・・はたまた斜度が全体的にマイルドだからなのか、不思議です。
上図の赤いラインの中級者向けバーンが程よい斜面で人も少なく本当に気持ちが良い。どのコースも練習に最適なので気に入ったバーンで練習を重ねるのが良いでしょう。注意点としては、道中の道のりが険し目で、二駆だとスタックする確率高し。また、強風率が高いですが、困難の中滑りをしたいという挑戦気質な方にはオススメです。
【営業開始日】
平成28年12月23日(金)
【公式サイト】
4.ダイナランド(岐阜県)
引用:http://www.tour.ne.jp/j_special/ski/95/
朝5時から滑ることができるクレイジーなゲレンデ。早朝、日が昇る前から皆が楽しそうに滑る様子を目にしたら、一気にテンションが上がること間違いなしです。
基本的には広いので、「どこでも好きなところ滑っちゃって!」という感じなのですが、黙々と練習をするならダイナエリアの「から松ゲレンデ」がおすすめです。フルカーブで滑っても丁度良い斜度であり、リフトを回しやすいため反復練習がしやすいです。また、ビッグなスノーボード試乗会も毎年開催され、様々な板に乗れるのでいち早く新しいモデルを試したい方にもおすすめです!
【営業開始日】
2016年12月10日(土)
【公式サイト】
5.余呉高原リゾート☆ヤップ(滋賀県)
引用:http://ski.dalemo.net/resorts/12371/detail/
全日本テク戦AL男子5連覇中の末高敏樹さんが校長を務める聖地的スポット。それだけでも訪れる価値のあるゲレンデです。
このゲレンデの目玉は図左にあるバレ・ブランシュコースのバーン。「ここがすごく練習になるんだ」と末高さんも語ったとか。斜度の関係上、ここでカービングをすることが難しい方は、山に向かって一番右のAリフトを回して「モンブランコース」右側の一直線コースを巡回するのが良いでしょう。
インストラクターがアルペン率高めで、いろんな意味でエッジの効いたスポットです。こちらも休日は混雑率が高いのが惜しいところですが、図右のリフト沿い斜面は空いていることが多いです。朝一のリフトに乗っていると、イントラがトレインを組んで練習している風景によく出くわします。日本一のデモンストレーターの滑りを生間近に見れる激アツなスポットです。
【営業開始日】
2016年12月15日(木)
【公式サイト】
6.今庄365スキー場(福井県)
引用:http://www.imajyo365.com/gelande/
※赤丸・矢印:著者加筆
コソ練をするのに最高のおすすめスポット。スノボは基本的にナイターしか滑ることができなかったのですが、今シーズンから終日スノーボードも解禁となったようです。
このスキー場では緩めの斜度の「センターゲレンデ」とちょっとチャレンジできる斜度の「ストレートコース」があります。この2種類のバーンは練習に最適でとてもおすすめです。
実は、この今庄365スキー場は以前住んでいた場所から激近だったので、仕事を定時で終わらせ速攻で帰宅し、夜7時にはリフトに乗っているという生活を繰り返していました(笑)
【営業開始日】
2016年11月23日(水)
【公式サイト】
7.丸沼高原(群馬県)
引用:http://www.marunuma.jp/gelande/gelande-map/
※赤丸・矢印:著者加筆
昨シーズン丸沼セッションを開催した思い出深いスキー場。カービング好きならほどんどの人が知っているであろうJOINTの青木玲さんが校長を務める聖地的スポットです。レベルの高い人がめちゃくちゃ多くて見てるだけで刺激的!デモがその辺で普通に談笑しているぐらいありがたい場所です。
リフトに乗りながら眺めるバイオレットコースは猛者の集まり。「世界は広い」と肌で感じることができます。その下部にあるイエローコースもオススメです。
【営業開始日】
2016年11月26日(木)
【公式サイト】
http://www.marunuma.jp/
8.ルスツリゾートスキー場(北海道)
引用:http://ski.rusutsu.co.jp/ski/guide
※赤丸・矢印:著者加筆
「北海道で滑る」という、数年前からの夢を実現した思い出のゲレンデ。北海道はずるい。だってシーズンがめちゃめちゃ長いんですもん。
スケールが大きすぎて、基本的にどこでも好きに滑ってちょうだい!という感じなのですが、やはり見逃せないところは全日本テク戦の舞台となったエリートコースでしょう。ぶっちゃけコテンパンにされてしまった記憶しかないのですが、トップクラスのみなさんの凄まじさを肌で体験できますよ。
なお、「北海道って、遠いよな〜」と思っていたのですが、実は国内線の飛行機を使えばそれほどハードルが高くなく、単なる心理的な問題だったということを発見できたのも大きな収穫でした。札幌市内からも近いので、都会とゲレンデを往復する夢の滞在も可能ですよ。
【営業開始日】
2016年11月26日(土)
【公式サイト】
以上、私の独断と偏見に満ちたバーンのレビューでした!
最後に
今冬12月1日(木)からワンシーズン限定で雪山田サロンが帰ってきます!
昨シーズンの雪山田サロンでは、
・カービングにオススメのゲレンデ紹介
・今後ここで一緒に滑りましょう!
等の企画を実際に設け、私だけでなくいろんなカービング好きの方々と自由な意見交換やふれあいの場を提供してきました。
「ネットで色々と情報収集してみるものの、やはり一人で限界があるな・・・」とか、「仲間が欲しいな」、「かといって頻繁にスクールに入るほどでもないよな」といった、実際に私が体験した”もやもや”を解消する手段として、オンラインサロンを開設しました。
一度しか来ないこの冬をいつも通り過ごすも良し、ちょっと冒険してみるのも良し、です。
ご興味がある方はぜひ一度おいでになってみてください。







