2016/11/21 Mon 14:38更新

不審船による密入国想定の訓練

不審船による外国人の密入国を想定した訓練が七尾市内で実施され、関係機関が連携を確認しました。この訓練は警察や海上保安部などが毎年合同で実施しているものです。訓練は警察の警備艇が海上で密入国をしようとしている不審船を発見、乗っていた男2人が上陸したという想定で実施されました。訓練では海上保安部などが船内に隠されていた覚せい剤を押収、男1人の身柄を確保する一方、警察が逃走したもう1人の男の捜索にあたりました。県内の沿岸では去年1月、志賀町の海岸に木造船が漂着し乗っていた北朝鮮の男性漁師が保護されたほか去年11月には輪島沖で北朝鮮のものと思われる木造船3隻が漂流、船内から合わせて10人の遺体が見つかる事案も起きています。警察は地元住民の協力も得ながら沿岸のパトロールに当たりたいとしています。