岩田光晴（1998年入社） 商品部（本部）ペット用品バイヤー
カラ元気でも良し！ ガッツある人と一緒に働いていきたい。
● 山新でのバイヤーの役割とは？
バイヤーとは一般的に、仕入れ商品の責任者であり、取引先と商品の値段を交渉する業務と認識されていますよね。山新でのバイヤーは、新商品の案を出すだけでなく、開発の原料選定からパッケージングも含めた実際の商品開発、店舗での効果的な売り方も検討。ある意味、マーチャンダイザー的な役割を担い、購入後のお客様が消費するまでを考えるのが、山新バイヤーの特長です。もちろん全店舗の品揃え、仕入れ、棚割（商品ディスプレイ等）、また、担当者の能力向上を目指して指導する役目や作業改善にも携わります。ですから、世に言うところのバイヤー以上の仕事をしているという自負はありますね。業務内容が多いからこそ、やりがいはとてつもなく大きいですし。
● これまでの社員経歴を教えてください
新入社員として山新・友部店へ配属されました。グランドオープンのおそろしく忙しい時だったので、先輩方も、新人の面倒を見る余裕がなかったんです。「みんな忙しいから仕事は勝手に覚えて！」という（笑）。やらざるを得ない状況が良かったのか、大変でしたけれど自然に仕事は覚えられましたね。友部店の後は、土浦店へ。土浦店で主任になりました。次は次長として下館店。さらにケンズガレージへと転勤。そして現在のバイヤー業務に至ります。担当するペット用品はこれまで携わったことがありませんが、逆に、固定概念をもたず新鮮な目線で取り組むという意味では、私のような存在のバイヤーも必要かな、と。この業務を担当して2年目の今、自分のすべき役割も見えてきました。どの企業も不況で苦しんでいますが、だからこそ「先々を見据え、お客様視点で」前向きに頑張っていきたいと考えています。
● 就職先として、山新を選んだ理由は？
「達成感のある仕事をしたかったから」が最大の理由です。学生時代のアルバイトを通じて接客業のおもしろさを知り、選択肢の一つだったホームセンターの中から、組織としての雰囲気を掴み「ここが最も達成感を味わえる職場」と、山新を希望しました。売上数値などの目標がない仕事だと、どうしても達成感は覚えづらいですよね。その意味では、小売業の仕事は素晴らしく刺激的。店舗勤務時代には馴染みのお客様から「ウチの会社で働かないか？」なんて言われたこともありました（笑）。接客業は楽しいです。スポーツと同様、点数を取り、目的の数字に向かい、勝利する喜びがある。もちろん負けること、失敗することもありましたが、もともとが悲観的な性格ではないのため、つまずきも教訓として最終的な成功に繋げられればいいんだと思っていますから。
● 学生時代に熱中したことは？
大学が新設校でしたので、当初は部活やサークルが存在しなかったんです。サッカーの経験はないものの興味を覚えた頃だったので、友人たちとサッカーのサークルを興しました。私は、リーダー的な人間を補助してサークルを広める役割。プレイヤーとしては初心者で活躍できなかった分、組織づくりの面で裏方的に活動していましたね。振り返ってみると、現在の仕事と通じるところ、ノウハウの点で役に立っている部分が大きいのかもしれません。一流選手見たさにカシマサッカースタジアムでアルバイトもしました。その時の接客も、先ほど言った通り、今の仕事に繋がっているんですよね。
● 他社と比較した時の山新の良さとは？
一番の違いは「モノで売る」というよりは「人で売る」の考え方。大手のホームセンターはコストを鑑み、人を減らして商品を売ろうとします。当社は従業員が多いので、確かに人件費はかかりますが、接客の質を高められる。特に高齢のお客様が商品について尋ねたいのに、人がいないので買い物しづらいというような状況を生みにくいんです。また、多くのお問い合わせに応えられる分、お客様からの意見を商品展開に反映できるなどのメリットも非常に大きい。山新は、地域に根ざし、お客様の視点を何よりも大切に考えるホームセンターです。本部に毎日送信される「このような売り場展開を行ないました」などの店長コメントも、良い意見があればすぐさま吸い上げ、全店に波及させます。これは単に方針の違いなのかもしれませんが「企業側の都合でこう売ります」を、私たちはしたくないですからね、やはり。
● これから、どのような人と一緒に働きたいですか。
人が好きで、何事にもあきらめない性質の方がいいですね。勉強ができるできないという点では優秀な必要はないんです。仕事に対して高い意識と満ちあふれる意欲を持って働ける人材に入社してもらえたら、こちらも指導に熱が入るし「一緒に頑張ろう！」の気持ちにもなれる。大事なのは精神的な部分。カラ元気でいいので、ガッツのある人間に来てほしいと思います。最初は細かな失敗を重ねても、確実に成長できるだろうし、目的も自然と達成していくはずなので。地元の人からさらに愛され、山新が拡大していくためにも、そういう人に、今後の山新を担っていってほしいですね。
● 岩田光晴インタビュー・ビデオダイジェスト
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