桐渕一騎(2001年入社)ジョイフル山新 常陸太田店 主任 家庭用品担当
もともと販売業に興味があったんです。学生時代は飲食業のアルバイトもしていましたし。高校に来ていた求人の中からいくつかを吟味。地元茨城を拠点としているし、店舗数も多い山新なら安心という思いはありましたね。やはり就職する以上、長く勤めたい気持ちでしたから。万が一、自分に合わなくても、数年はしっかり経験を積もうと決意して応募したんです。実際に入社してみると想像以上に多彩な商品ラインナップに驚きました。入社してすぐにサブではなく主担当としてスポーツ・レジャー用品の担当させていただいて。最初は何もわからなかったので、社内の方々だけでなく、近隣店にいる同売り場担当者の先輩に教えていただいたり、バイヤーの方に商品展示会に連れて行っていただいたりするなどして、仕事内容を徐々に覚えていきました。山新は、店内業務以外に勉強する場が多いのがありがたいですね。
最初の1年は仕事を覚えながら指示を守ることで精一杯でしたが、経験や勉強を重ね、2年目3年目になると、自分から売り場の提案ができるようになりました。山新ならではの担当者制度のおかげですよね。責任感も生まれますし、自分のアイデア・工夫で行なった売り場展開で実績を伸ばした時に自信も持てる。次に担当したのが日用雑貨、家庭用品でした。前任売り場と比べ商品数が多いため、数量の把握や、適切な発注をすることに苦労した思い出がありますね。それまで以上に商品展示会へ足を運ぶようになりましたし、メーカーさんへもしつこいぐらい質問しました。バイヤーの方ともたくさん話をして情報を入手することに必死でしたね。休みの日には、競合店だけでなく、雑貨屋、アウトレットモールにも多く通ったんです。嬉しいのは、それまでホームセンターで売る習慣がなかった商品を一早く導入したくさん販売すること。それが売り場としての大きな実績になりますから。
昨年のゴールデンウィーク明けや夏の時期に、新型インフルエンザの流行で、マスクの需要が爆発的に高まった時がありましたよね。当時は入荷した日の午前中に完売してしまう状態が続いたんです。「お客様にとって必要な品物を欠品させてはいけない!」の想いで、取引先にひたすらお願いし、可能な限り、商品を手配。一人でも多くのお客様に喜んでいただけるよう毎日奔走しました。
やはり地域のお客様にご支持いただくことです。お客様のご来店時に「いらっしゃいませ」ではなく「おはようございます」、「こんにちは」と挨拶できる関係性を多くつくりたいんですよね。お客様と商売っ気抜きの普通の会話ができることが本当に楽しいんです。販売の実績を伸ばすことも大きなやりがいですが、一番のそれは、お客様と一体感のあるおつきあいを増やすことにあるんだと思います。スポーツ・レジャー用品を担当していた時のお客様が、今でも私宛でゴルフ用品のご購入にいらしてくれるんです。ゴルフの話や雑談をして、買い物してくださる。売り場が変わっても声をかけてもらえるのがありがたいし、とても嬉しいんですよね。
何よりも仕事に対して真面目で熱意のある人。学歴はもちろん、入社年数や役職なんて関係なく、意見はぶつかったっていいんです。「私はこう思うから、こういう売り方をすべきだと思う」、「ならこう売っていこう」、うまくいかなかったら「よし、ならば、こう直そう」と、熱くなって行動するタイプの人間と働きたい。言われるがままの支持待ち人間ではなく、考えをぶつけあい、磨きあえるような人がいいですね。これは私が我の強い人間だからかもしれませんが(笑)、それぐらいの情熱を持った仲間が欲しいと思っています。
まだまだ未熟ですが、公私共に、目標とされる人間になっていきたいし、また、ならなければいけないとも感じています。下からも尊敬され、上からも一目置かれる存在。人間的に成長することが一番の目標です。そのためにも、いろいろな方との縁・繋がりを大切に、太く深い人間関係をつくり、自分を高めていきたい。日立、水戸近郊のメンバーが集う山新のフットサルチームに参加しているのもその一環。メンバー同士、接着剤の役割にもなっているんです。在籍して8年経ちますから体力的には年々低下してプレーのレベルは確実に落ちていますが(笑)。やはり親しい仲間と一緒に体を動かすことが好きなんですよね。今は仕事も仕事以外の時間も、楽しくて仕方ないです。
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